
インテリア書家 小川翔月です。
点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。
ふだん当たり前のように持ち歩いているエコバッグ。
最近では、手書き風文字が書かれたトートを使っている方を
よく見かけるようになりましたね。
さて、このエコバッグ事情。
わが家はペットを飼っていないので、気にも留めていませんでしたが、
犬好きさんの間では、
ワンコのお散歩のときに‘お散歩バッグ’が必需品なのだそうです。
ところが、市販されているものはカラフルなものが多く、
「シンプルなモノトーンのお散歩バッグが少ない」という話を耳にしました。
シンプルなバッグが欲しいのに、無くてガッカリ……な方もいらっしゃるのでは?
そんな方は、ご自分でオリジナルのお散歩バッグを作ってみてはいかがでしょうか。

今回は、ワンコ用ということで、ワンポイントに肉球を書いてみました。
ポンポン!と、点を7つ書くだけなので、すごく簡単でおすすめです^^
【用意するもの】
・筆
・硯
・墨(帛書墨)
・段ボール
・新聞等
墨は、布書き専用の帛書墨(はくしょぼく)を使います。

以前はこの墨で、海外風クッションを作りました。
墨なので、色落ちや色移り、にじみが気になるかもしれませんね。
でも、こちらは研究済み!
洗濯してもにじまず、墨色はきちんと残っていて、気軽に布書きできるんです。
そして、この無地のバッグは、購入しました。
購入先はコチラ
無地バッグは、「無印良品」でも取り扱ってるので、そちらでも^^
布地に直接書くので、
バッグの中に段ボールと新聞紙を中に入れておきます。
段ボールは、折り込まれているバッグ底部分の段差をなくして
書きやすくするためです。
ちょっとしたことですが、下準備は抜かりなく(笑)
それだけで、仕上がりが変わってきますよ。
新聞紙は、墨を吸いやすいので汚れ防止として。
わたしは今回、新聞紙への墨移りはありませんでした。
生地が薄かったり、墨の量が多かったりすると汚れてしまうので、
入れておいたほうが安心だと思います。
ではさっそく、犬の肉球を書いてみましょう。
点を7つをポンポンと書くだけ!
簡単です♪
ただこのとき、あまり端っこに書きすぎないように注意してくださいね。
バッグの中にモノを入れると、隅は形が崩れちゃうので、
中心に寄せたほうが良さそうです。
さらに、犬の鳴き声、英語版の‘Bow Wow’を。
吠えてる感じが出るように、一部だけかすれた線を書いています。
一筆で書きづらい場合は、つなげて書かずに1線1線丁寧に。
‘o’は2画に分けると書きやすいと思います。

ペットの名前を表面にしても、シンプルで可愛いです。
お散歩途中で出会った方との名刺代わりにもなりそう!?
アルファベットを書くコツは、こちらでご紹介しています。
‘うちのワンコ’専用♪ 手書き文字のお散歩バッグを持って
毎日のお散歩を楽しんではいかがでしょうか。
インテリア書家 小川翔月
BLOG:かんたん!手書きで楽しむインテリア
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