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インテリア書家の小川翔月です。
点と線で作る手書アートのアイデアを
お伝えしています。
 

頬をかすめる風は冷たいものの、日ごとに春めいてきてますね。
コートを脱いで、薄着になる日も近そうです。

使い勝手のいい定番の白シャツは、
1着持っていると便利♪

1着といわず、数着を使いまわしてる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
その中に、少しデザイン性のある一枚があってもいいかもしれませんね。

はたまた、白シャツは飽きちゃって、クローゼットで眠ってる…という方も!?

そんな方には、リメイクがオススメ!
今回は、GUのシャツを墨でアレンジしてみたのでご紹介します。


 
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GUの白シャツ。
胸元に柄つけしたかったので、ポケットつきを選びました。


【準備するもの】
帛書墨、筆、新聞紙、カッター

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シャツの内側に新聞紙を挟みます。
墨がうつって汚れてしまわないように^^
大切なひと手間です♪

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部分的に柄をつけたいときは、その部分以外をカバーする新聞紙を用意します。
今回は、胸ポケット部分だけをくり抜きました。

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穴を開けた新聞紙をシャツに乗せて。
模様をつけたくないところを、覆ってしまいましょう。

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さて、いよいよ柄をつけます♪
筆に含む墨の量は、たっぷり多めです。

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左手で、筆の軸の中心~上部の方を軽く持ちます。
右手で、鋒(毛の部分)に近い方の軸を指で弾きます。
ちょうど、‘おはじき’ をするような感じ♪

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一発勝負なので、すごく緊張するかもしれません。
そんな時は、事前に別の紙の上で練習してから、本番にトライしてみてくださいね。


オリジナルのシャツが完成!

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墨が飛んでできたしずく模様が
なんともアーティスティックな柄に^^


【成功するコツ】
・墨の量は、た~っぷり多め
・しっかり“強め” に筆の軸を弾くこと
・書き終わったら、乾くまで触らない!


帛書墨は、とろっとしていて濃度が高いです。
墨の量が少なかったり、やさしく弾いたくらいでは、しずくは飛びません。

通常(紙書き用)の墨で同じ技法を使うことがありますが、
普段の力具合では上手くできませんでした。

それでも、思うようにいかないときは、
左手の持ち手位置を変えて調節してみてくださいね。



お店では売っていない、個性的な白シャツ♪
シンプルなモノトーンコーデのアクセントになりそうです。

プチプラで済ませたい子供服をアレンジするのにも良いかも!

アーティストになった気分で、試してみてはいかがでしょうか。


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インテリア書家 小川翔月