こんにちは。大人世代(50代60代)を意識し始めた、
プレ大人世代主婦のコリーです。
私らしい暮らしを楽しんでいます。
わが家には高校生の息子がいます。
初節句以降、毎年、端午の節句にむけて兜を飾り、お祝いをしてきました。
ところが息子が成長するにつれて、徐々に兜を飾ることが億劫になり、
いつのまにか柏餅や菖蒲湯ですませるようになってしまいました。
そんなわが家ですが、今年はこんな兜のディスプレイをして
楽しんでいます。今の私の暮らしにあった五月飾りです。
今回は、そのご紹介をしたいと思います^^
五月人形に、何歳まで飾るという決まりはないそうです。
七歳まで、とか、十五歳~十六歳(昔でいう元服にあたる年)までとか、
二十歳までなど地域の風習や家庭によってさまざまで、
それでよいのだそうです。
最近になって、大人世代に向けての暮らしの見直しを始めました。
そして、収納の場所をとり、しまい込んだままになっている
“兜セット一式”の処分を考えていたところ、
ふと、以前にインテリアサロンでみかけた、
兜のディスプレイのことを思い出したんです。
ガラス板に兜がひとつ置かれただけの、とても素敵なディスプレイでした。
それを真似てみたくなりました^^
↑ 兜セットを処分。残したものは、兜本体(と鍬形)のみ
兜飾りは、屏風、弓太刀、飾り台など、一式で飾ると
意外と場所をとるものです。
兜だけだったら、シンプルに飾れて場所もさほど選びません。
収納量もかなりコンパクトになり、
出し入れに時間もかからないと思いました。
そこで、兜だけを残し、他の小物は処分しました。
サロンでみたような兜を飾るための“ガラス板”をパソコンで検索しました。
いろいろと検討したのですが、結局こちらのネットショップで
“アクリル板”をセミオーダーしました。
→アクリ屋ドットコム http://www.acry-ya.com
↑ セミオーダーしたアクリル板。ガラスそっくり
”ガラス板”ではなく”アクリル板”にしたのは、
アクリルはガラスより軽くて扱いがラク。そのうえ料金も半分ほど。
デメリットは、ガラス板よりキズがつきやすいことのようですが、
敷板として使うだけなので気になりませんでした。
また、セミオーダーの選べる項目で、
“ガラスエッジ”という加工があり、これは、
アクリル板の端面をガラス調の緑色にすること。
平面も角度によっては緑がかり、見た目はガラスと変わらなくなります。
こんなものがあるのね、と目からウロコ(笑)、”アクリル板”でgoでした。
ここで、私がセミオーダーした内容を参考までにお伝えしますね。
まず、兜とのバランスを考えてアクリル板のサイズを決めました。
わが家の兜のサイズは、真上からみて、横220・縦150(mm)。
それなので、アクリル板のサイズは、
横340・縦260・板厚8(mm)にしました。
端面処理は、“磨き仕上”に。
(切断面が平面で光沢があり、装飾用に最適だそう。)
色は、“ガラスエッジ”(上記のようなガラスに見える加工)にし、
税込で3,498円。
アクリル板セミオーダーの合計金額は、送料を入れて4,000円ちょっとでした。
「アクリル板を兜に一枚敷く」、それだけのことですが、
シンプルだけれど特別感も出て
今までの兜飾りとはまったく違った趣が感じられます。
兜セット一式で、部屋の一角がまるで戦国の床の間のように!?
なってしまうのが(笑)、飾ることを億劫に思わせた一因かもしれません。
伝統的行事は大事ですが、
さまざまな事情や、家族のライフスタイルの変化にあわせて変えていくことは、
時には必要で、悪いことばかりではないと思いました。
伝統に興味をもって自分スタイルで楽しむことを考えたいと思っています。
全体をモダンな雰囲気のディスプレイにしたくて、
チェストの上をモノトーンでまとめてみました。
来年はまた違ったテイストになるかもしれません。
これからはインテリアとしての兜ディスプレイで、
毎シーズンを楽しみたいと思っています。
フォトスタイリングクリエーター コリー