湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。
あたたかくなり、散歩をするのが気持ちいい季節ですね。
街中には色とりどりの花が咲き始めています。
春といえば、気になるのが、小花模様!
家の中に、眠っているハギレを使って、
春らしい花飾りはいかがでしょうか!
ちょうど、4月は、
冬から出回ってきた春の花材が終わり、
初夏へ向けての花が出始める境めの時期。
色鮮やかな花々を見ていると、
さまざまな花の種類や、色を合わせたくなってきますね。
花色合わせで一番簡単にまとまるのは、
同系色で合わせること。
3色以上の花色を使うのは、
少し難易度が高いのですが、
上手くまとめるには、いくつかのコツがあります。
こちらは、リバティの布地。
色の合わせ方など、とても美しく、
普段の花あしらいのヒントになるところがたくさんあります。
この布地を参考に、花選び&色合せをしてみました。
小花模様のハギレを使って、
フラワーベースを作り、
そこにお花をアレンジしました。
このフラワーベースの作り方は、とっても簡単です!
詳しくは、こちらのリンク先で解説しています。
【花選びの方法】
1.小花模様の布地から、ポイントとなる色をいくつかピックアップします。
2.今回は、メインカラーに、濃いピンクを選びました。
3.選んだ色に合わせて、花の種類を決めます。
アネモネや千日紅、スカビオサなどが入っています。
4.ボックスにアレンジします。
ポイントその1は、グリーンの色合いを統一すること。
花色をたくさん使うときに、
グリーンの色をいくつか混ぜて入れると、
ごちゃっとした印象になってしまいます。
春なので、若草色のグリーンを選んでいます。
淡いグリーンは、優しい印象にまとまります。
ポイントその2は、白い花を入れること。
白は無彩色なので、多色使いのときに、
間に入れることで、アレンジを中和してくれます。
白い花を入れる分量ですが、
ポイント1のグリーンと、白い花を合わせて、
全体の50%くらいの割合をイメージすると、
ナチュラルな雰囲気が出て、調和のとれたアレンジに。
ポイントその3は、できるだけ小ぶりの小花を使うこと。
花色をたくさん使うと、
それぞれの花が主張しあってしまうので、
メインの花以外は、小さなものを入れると、
柔らかな雰囲気にまとまります。
春らしいインテリアのアクセントに、
ぜひ多色使いのアレンジを、
お楽しみ下さいね~♪