湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。
5月1日は、スズランの日です。
スズランの花言葉は、
『幸福の再来(Retour de bonheur)』ということで、
フランスでは、鈴蘭を贈られた人に幸せが訪れると言われています。
スズランのブーケで、
幸せの花贈りはいかがでしょうか。
スズランに合わせる、おすすめの花色配色と、
花あしらいのポイントをご紹介します。
花材は左から、マトリカリア、ラグラス、スズランを使いました。
春から初夏にかけての花材です。
今回の花色配色は、
「白&若草色」
主役はスズランの白い花。
この花色を引き立てるため、
淡いグリーンの若草色を合わせました。
若草色とは、早春に芽吹いた若草のような黄緑色のことです。
この淡いグリーンの葉は、春ならでは!
前回の記事でも登場しました。
若草色の葉は、
ほかには、ナズナや麦、ミントなどハーブも、
おすすめです。
花色配色のポイントは、
白と若草色のほかには、花色を入れずに、
シンプルにまとめること。
スズランの可憐さを、引き立てることができます。
スズランのブーケを組んだり、
アレンジをするときに困るのが、
それだけ単品で活けると、
ボリューム感が出ないこと。
もちろん、少ない本数でも十分可愛いですが、
もう少し華やかに見せたいときには、
いくつかコツがあります。
ポイントその1は、
スズランの葉の切り分け方。
中央のように、バランスよく、葉がついているものは、
そのまま使ってOKですが、
花の茎の長さが短くて、葉に隠れてしまっているものや、
葉の枚数が多いもの、バランスが整っていないものは、
葉と、茎を切り分けて、ブーケやアレンジに使うといいですよ!
ポイントその2は、
ボリュームアップさせる脇役の花を入れること。
今回は、マトリカリアと、ラグラスを合わせました。
このとき気をつけたいのは、小さな花を選ぶこと。
大きな花を合わせてしまうと、
スズランの存在が消えてしまうので、
同じような可憐な雰囲気がある花材を合わせてみて下さいね。
気軽に活けるには、
ジャムなどの空き瓶がぴったり!
さりげなく飾っておけるので、
食卓のテーブルにも、そっと馴染んでくれます。
どんな空き瓶が花瓶として使いやすいのか、
デザインやサイズなど、選び方のコツはこちらでご紹介しています。
白と若草色のシンプルな花色配色は、
ベージュや、白などを基調とした、
ナチュラルテイストや、北欧調のインテリアに、
よく馴染みます。
春らしい配色を使って、
スズランを楽しんで下さいね♪
フラワーコンシェルジュ
宮崎いくみ
ブログ:花のある暮らしのレシピ♪
【春の花色配色】シリーズはこちら
【春の花色配色】リバティの花柄模様をヒントに! 3色以上の花色をセンス良くまとめるコツ
【春の花色配色】イエロー&シルバー 5分で完成! ミモザのスワッグの作り方
【春の花色配色】ピンク濃淡 ひな祭りの花!大人っぽくセンスよく活けるコツ
【春の花色配色】淡いパープル、水色×シルバー 球根つきの花の飾り方のポイント
【冬の花色配色】ホワイト&シルバー シンプルで洗練された印象に!花選び&色合わせのコツ
【冬の花色配色】赤&チョコレート色 紅茶の空き缶を使って!花あしらいのコツ
【冬の花色配色】橙&黄金色 運気アップ!節分におすすめ花あしらいのコツ~作り方つき~