ペイントショップオーナー&フォトスタイリストの荒井美保です。
アニースローンペイントの販売店をしています。

イギリス生まれのアニースローンペイントを使った
インテリアアイデアをお届けしています。

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電線ドラムって見たことありますか?電線の糸巻です。

海外では使用済み電線ドラムを使って、テーブルなどに利用することで人気です。
大がかりに見えるかもしれませんが、意外と簡単にあっという間にできます。
テーブル下部は収納ができ、キャスターをつけているので、
移動ができ、使い勝手がよいです。


電線ドラムはヤフオクで売られていて、
検索で「電線ドラム」と入れたら、いろいろ情報がでてきます。
近所の電気工事屋さんに尋ねてみるのも1つです。廃棄される場合も多いです。
 

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やってみたいと思ったら、一気に仕上げるのがポイントです。
あらかじめ必要なものをそろえて、ペイントして、仕上げると半日で仕上がります。

手順をお伝えします。

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【用意するもの】

電線ドラム、金属のポール(ホームセンターで販売)、
キャスター3個(ストッパーがついているものが良い)
ペイント (シャトーグレー、オールドホワイト)、ワックス
彫刻刀、ステンシルシート、ステンシルの筆かスポンジ
インパクトドライバー

私は電線ドラムを近所の電気屋さんからもらいました。
かなり汚かったので、バラして一度洗いました。
普通はバラさずに軽く拭いてからそのままペイントできます。
釘跡がある場合があり、小さいお子さんがいる方はサンドがけするなど、
面を整えてからペイントしてください。

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天板になる部分、底は「シャトーグレー」、
それ以外は「オールドホワイト」でペイントします。



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細かい部分は細い筆でペイントします。
 

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大きな面は大きな筆でさっと1回塗りで塗ります。
 
 

塗り終わるといったん乾かし、天板にステンシルをします。


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ステンシルのポイントは、筆にペイントをつけたあと、
ペイントをかなり落とし、カスカスにしておくこと。
ポンポンとたたくように、色をつけていきます。

ブックシェルフの部分にポールを入れます。
ポールは、ホームセンターに180cmぐらいの長さで売っているもの。
専用のカッターがホームセンターに置いてあるので、そちらでカットします。
女性でもカットできます。
長さは、電線ドラムの高さすれすれになるように合わせます。

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天板の上下内側にポールを差し込む穴を4カ所、彫刻刀で掘ります。

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キャスターをつけます。
ネジ穴をドライバーで少しあけてから、
インパクトドライバーでネジを締めていくとよいです。

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仕上げはワックスで全体を塗ります。完成です。

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海外のサイトで見たようなテーブルを部屋に置くと、気分が上がります。

今回は、「シャトーグレー」というグリーン系のグレーを選びました。
色には心理的な効果があり、私たちの感情に影響します。
グリーンは癒しだったり、リラックスなどの感情を誘う色。
自分にとって必要な色のものを部屋に置くだけで、元気になります。

色のもつ効果も考えながら、
アニースローンペイントで心地よいインテリアを作ってみませんか?

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ペイントショップオーナー&フォトスタイリスト
荒井美保


※ステンシルシートはチェリービーンズで販売中

Blog:ペイントから始まる素敵なライフスタイル

 

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