jrogawa_20160524_013

 

インテリア書家 小川翔月です。

点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。


海外のサイトではよく見かけるお皿を飾ったプレートインテリア。
前々から、このオシャレな壁の見せ方にチャレンジしてみたかったのですが、
飾りたいお皿がなくて・・・すっかりなおざりに。

今回、半紙でデコパージュした手作りのお皿を飾ってみたら、
可憐で涼しげな素敵インテリアになったのでご紹介します♪


最近、インテリアショップでも墨のようなしずくデザインを目にしますし、
100均アイテムで作れるのでオススメです^^

 

jrogawa_20160524_018


【用意するもの】
・半紙
・墨
・硯
・筆3本(極細筆・細筆・平筆)
・深めの器
・水さし
・平皿
・デコパージュ液
・はさみ


 
jrogawa_20160524_017


こちらの平皿は、100円ショップSeriaで見つけました。
デコパージュ液も同じくSeriaです。

 
jrogawa_20160524_001


青い色が出る墨は「風の彩/水浅葱」
今回、この墨を使ってみました。


 
jrogawa_20160524_011

まず、硯に水を少し注いで、
濃いめの墨をすります。

ちなみに、固形の墨を使うときは、
石の硯を使うことをおすすめします^^

 


jrogawa_20160524_002


少量の濃い墨を極細筆につけて、
ドット模様を描きます。
人差し指の第二関節あたりに、筆の軸をトントン上から当てると簡単です。

 

jrogawa_20160524_003

続いて、すった墨に水を注いで薄めます。
薄めた墨を先ほどとは違う細筆でよく混ぜて、同じようにドット模様を描きます。

 
jrogawa_20160524_004


水をたっぷり入れた深めの器に、薄めた墨を含んだ筆をつけます。
これで、さらに薄い淡墨が出来上がります。
初めに作った濃墨の濃さによって水の量を調整してください。

 

jrogawa_20160524_005


さらに、同じようにドット模様を描くと3種類の濃さの違う墨象ができます。

 

jrogawa_20160524_006


紙をデコパージュするお皿の大きさより数センチ大きめにカットしておきます。
ここでは、丸くカットせず、四角のままでOK!

 


デコパージュの詳しいやり方については、こちらのブログをご覧ください。
できるだけシワを少なく、綺麗に仕上げるコツをお伝えしています^^




デコパージュしたお皿は、こんな感じで完成!

jrogawa_20160524_014
 



いよいよ飾りつけ♪

お皿を壁に飾るときに便利なグッズは「プレートハンガー」
こちらのショップでも取り扱ってるようです。
↓↓↓

サイズが5種類あるので、お皿の大きさに合わせて選んでください。

jrogawa_20160524_007
 



お皿の背面から4つのフックをかけて、プレートハンガーを取り付けます。

jrogawa_20160524_008
 



壁にU字のフックを取り付ける場合は、そのまま引っ掛けます。
わたしは、無印の「針が細い画鋲」を使いたかったので、そのままでは掛けられず・・・
手持ちの紐を取りつけました。

jrogawa_20160524_009
 



*針が細い画鋲 

↓インテリアと暮らしのヒントのヤノミサエさんの記事です。

↓無印良品のネットショップ




鋲と壁の間に、取り付けた紐を引っ掛けます。

jrogawa_20160524_010
 


取り付け完了です♪
表から見てもフックが白いので、あまり目立たずいい感じ。

jrogawa_20160524_015
 


【格好よく飾るコツ】
1.サイズ違いのお皿を使うこと。
 並べ方をきっちり決めなくていいので、飾りやすくておすすめ♪

2.お皿の模様は、墨の濃淡を出すこと。
 色に深み、奥ゆきが出て綺麗です。

3.文字アイテムを入れるときは、細い線で!
 墨の色や濃さにもよりますが、
 今回の場合は、細い線と涼しげなブルーがマッチします。
 文字アイテムは目立ちやすいので、線の太さや大きさを調整してみて^^



 
jrogawa_20160524_016



壁に飾るインテリアは、
スペースを取らずにお部屋の雰囲気を変えることのできる優れモノ!

青い色の墨は、あまり馴染みがありませんが、
これからの季節にぴったりな清涼感のある爽やかな印象になります。


初夏に向けて、ぜひお試しください^^