ペイントショップオーナー&フォトスタイリストの荒井美保です。
アニースローンペイントの販売店をしています。

イギリス生まれのアニースローンペイントを使った
インテリアアイデアをお届けしています。

アニースローンペイントの魅力は、その色と質感にあります。
ホームセンターなどで買える3段カラーボックスも、
素敵にアップサイクルできちゃうんです。
(アップサイクル:手を加えて前の物より価値があがること)
 

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カラーボックスのつるっと感が、テイストのある質感に変わるのが
今回のおすすめポイント。

カラーボックスは、3段のものを横にするのが大人気。


そこで、2個を重ねて使い、一部に扉をつけてみることにしました。
扉にはひび割れ加工をしてアンティーク風に演出します。




今回は白いカラーボックスを2つ使います。

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アニースローンペイント、クラックル液(ひび割れ剤)
ワックスで仕上げます。
 

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使用する色は「カントリグレー」「ダックエッグブルー」「オールドホワイト」です。
 

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扉には12mmの合板を使用しています(ホームセンターでカットしてもらいました)。
3段ボックスはサイズが微妙に違っています。
扉をつけたいところの実サイズを測り、サイズカットをおすすめします。
 

ペイントの前に、水性塗料(ステイン剤)を塗布します。

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扉のパーツはオーナメントの飾り、兆番、マグネット、取っ手です。
(オーナメントはチェリービーンズのネットショップの商品、兆番、マグネットはホームセンター、取っ手はイギリスに旅したときに買っていたものです)。
 

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取っ手はご自身のペイントの雰囲気、色に合わせて、
お好きなものをつけて下さい。

私は取っ手やパーツを海外で買うのが好きです。
妄想をして、いつか役立つと思って集めています。

パーツ選びは自分のこだわりが生かせるので、DIYが好きになるところかもしれません。




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カラーボックスをペイントします。

カラーボックスはつるっとしていて、ペイントをはじきやすいです。
アニースローンペイントは何にでも下塗りなしにペイントできるのが特徴ですが、
前もってサンドペーパーで全体をこすっておくことで
より塗料がのりやすくなります。

 
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内側は「ダックエッグブルー」でペイントしました。
このボックスは内側のほうが塗料をはじきました。


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1回目を塗り終わったところです。
このあともう1度塗り、多少はじきがありましたが、
クラックル効果にも見えるので生かしました。




扉を「カントリグレー」でペイントします。

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扉には、ひび割れさせてエイジングの演出をしました。
アニースローンクラックルセットを利用します。
液が2種あり、1液目を塗り、乾いたら2液を塗り、ひび割れを起こします。
 

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湿度、天候により乾く時間は異なりますが、自然乾燥でひび割れが起こります。
今回は時間短縮のためにドライヤーの熱でひび割れを早めました。

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ひびが割れたあとはクリアワックスを塗布し、
さらにダークワックスを塗り重ねます。
少し色がのるので、ひび割れがはっきりします。
 

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オーナメントを「オールドホワイト」でペイントし、
クリアワックスを塗布した後、ダークワックスでアンティーク感を出します。
 

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オーナメントは金属用の接着剤で扉に貼ります。

ひび割れ、オーナメントの質感です。↓↓↓

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扉に兆番、取っ手、マグネットをつけて、完成です。
扉の位置はお好みに応じて決めてくださいね。

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カラーボックスがフレンチシックに変身して、とてもテンションが上がりました。
どこにも売っていない自分だけの家具に大満足しています。

アニースローンチョークペイントの色と質感は、
テイストをがらっと変える魔法の道具のよう。
 
あなたもチャレンジしてみませんか?

 
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ペイントショップオーナー&フォトスタイリスト
荒井美保