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湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。


芍薬が旬の季節に入りました!

咲き誇る姿は、とても華麗で美しく、芳醇な香りにうっとりしてしまいますが、
1輪がとても大きく、どうやって活ければいいの?
という声をよくききます。

そこで簡単にモダンな雰囲気になる活け方と、
おすすめの花色配色について、紹介します。


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今回ご提案するのは、
花色を1色にして、
花瓶でアクセントをつける方法です。

花瓶には、
北欧デンマークのフラワーベースとして人気の高い、
ケーラー(Kahler)の オマジオ(OMAGGIO)を使いました。

手書きで書かれたしましまの模様と、
ぽってりしたフォルムが可愛らしいです。

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今回の花色配色は、
「ピンク&白黒」

芍薬のピンクは、
紫がかった鮮やかなフューシャピンク色。

華やかな色合いの芍薬は、
個性的な花瓶にも負けずに、お互いを引き立てあってくれます。

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モダンに仕上げるポイントは、
他に花や葉を入れずに、
ピンクと、白黒だけでまとめること!

グリーンの葉が入ると、ナチュラルさが出るので、
今回は、花のみを活けることで、
モダンなオブジェのような雰囲気に仕上げることが出来ます。



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芍薬は、咲いてくると、
10cm以上の大きさに!

購入する時のポイントは、
固いつぼみの状態から、
ほんの少し開いたものがいいですよ。

咲きすぎると、すぐに散ってしまい、
固いつぼみだと、咲かせるのが難しいものもあります。

蕾やガクのところに、ベタっとした蜜がついていると、
花が開きにくいことがあるので、
濡れたタオルなどで、ふきとるといいですよ!
 

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モダンに活けるポイントをまとめました。
使った芍薬の本数は、7本です。

①花瓶の大きさに対して、
1:1/2くらいの長さでまとめる。

②花瓶のフチは、花びらで覆い隠すように活ける

③横から見た時に、お椀を逆さにしたような、
半球の形にまとめる。

④上から見た時にも、丸い、円の形に整える。



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ふだん花を飾っていなくても、
絵になる花瓶は、
インテリアのアクセントになって、おすすめです。

花を活ける花瓶は、
いろいろと集めたくなりますが、
収納する場所は限られているので、
悩ましいですね^^;;

私は、収納に便利な花瓶のタイプと、
飾って絵になるタイプの花瓶と、
タイプ別に収納しています。




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白黒花瓶は、北欧テイストや、シンプルスタイルが好きな人に、
おすすめです。
花色を1色でまとめることで、
ぐっとモダンな雰囲気を楽しむことができます。

ぜひ芍薬の香りと一緒に、お楽しみくださいね~!




フラワーコンシェルジュ
宮崎いくみ




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