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湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

花色配色のアイディアには、
季節のフルーツから、ヒントをもらって考えるのも面白いです。
以前、秋に紹介した記事はこちら


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今回は、爽やかな夏の陽気に合う、
レモン&ライムの色から花選びをしてみました。
 
おすすめの花選びと色合わせについて、ご紹介します。

 
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レモンの色にぴったりな花として、
夏の象徴!ヒマワリの花が、出始めました。

明るい黄色は、見ていてとても元気な気持ちになれますね。

今回はヒマワリをメインフラワーにして、
左上から、クラスペディア、クレマチス、ヒマワリ、ビバーナム、
を一緒に合わせました。

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今回の花色配色は、
「黄色、白&ライムグリーン」

レモンとライムの色は、
ビビッドトーンの色合い。

このトーンは、
純色で、もっとも冴えた鮮やかな色のことをいいます。

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ビビッドトーンの色は、目を引く華やかな色ですが、
それだけだと、派手すぎる印象なので、
「白」を入れて、中和するのがポイントです。


アレンジ全体の中で、白の割合を、
半分~1/3くらい入れることで、
華やかで色鮮やかな中にも、爽やかな印象を加えることができます。


 
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グリーンの選び方にもコツがあります。

花色配色のポイントは、
ライムグリーンの葉を入れること。

今の時期は、木々の葉は、若若しい黄緑色をしています。
このライムグリーンの色合いの葉は、
初夏ならでは!

左上から、ギボウシ、アルケミラモリス、セージ、ローズマリー、

ハーブのグリーンは、特におすすめ♪
花苗用としても、たくさん出ているので、
短く切って使うのもいいですね!

 
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花瓶に使ったのは、
ドイツのガラスメーカーWeck。

丈夫で扱いやすく、リーズナブルなのが嬉しいですね。
いろいろなサイズで展開しているので、
花瓶用に使うのもおすすめですよ!

 
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小さな器を使えば、
花は数輪でも、十分華やかに!

器のフチにかかるように、花の長さを決めると、
バランス良く活けられます。

 
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もっと背の低い器でしたら、
器全体に活けるのではなく、
一カ所に固めて、流れをつけて。

器に注いだ水を見せると、
とても涼しげです。


ガラスの小瓶を、テーブルの上にいくつか並べれば、
とても華やかに!
友人を招いての、
ちょっとしたおもてなしにも、
使えるアイディアです。

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今回の花色配色は、白やベージュを基調とした、
ナチュラル、カジュアルテイストのインテリアによく合います。



ぜひ夏らしい花色配色をお楽しみ下さいね!





フラワーコンシェルジュ
宮崎いくみ




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