デザイン書家 小川翔月です。
点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。
関東甲信地方でも梅雨明けとなりました。
いよいよ夏本番ですね!
これからの季節は、
鞄の中に扇子1本忍ばせておくだけで、いつでもすぐに涼めて便利♪
夏の必需品、扇子を手作りしてみてはいかがでしょうか。
扇子を手作り、と言っても、一から作るわけではありません^^
5分もあれば、ほっこりとした北欧風の扇子が作れるのでおすすめです。
【用意するもの】
墨、硯、筆、水さし、無地の扇子
無地の扇子は、100円ショップのDAISOで見つけました。
まずは、淡墨を作りましょう。
硯に水を少量入れておきます。
「の」の字や「V」の字を書くように墨を擦ります。
墨っておもしろくって。
よくよく観察すると、こんなところに違いがあったりするんですよ。
↓
気軽に楽しむには、お好みの墨で。
墨汁を薄めるだけでもOKですよ♪
墨がトロッとしてきたら、水を注ぎます。
書く前に、墨を筆で均等に混ぜてくださいね^^
墨の濃さは、今回は真ん中くらい。
濡れているときに見て、ちょっと濃いかな~と思う程度で。
乾くと色が薄まるので、“ちょっと濃い”くらいが、ちょうどいいんです^^
扇子の蛇腹は書き辛いので、左手で少し押さえながら、
適当な楕円形になるように模様を描いていきます。
楕円形の縁取りをして塗りつぶすのではなく、
筆をトントンついて、ラフな感じで楕円に整えると墨の濃淡もでて綺麗にできますよ。
太めの筆を使うと、早くて便利です^^
乾いたら、完成。
【今回の模様描きの3つポイント】
・下段→上段に向かって、徐々に楕円が大きくなるように
・レンガ積みのように互い違いに柄が出るように
・ほどよく余白を残して涼しげに
自分の好きなデザインの扇子だったら、使うのも楽しいし、嬉しい^^
花火大会や夏祭りにも、ぜひリメイクした扇子を持って
お出かけしてみてはいかがでしょうか?