デザイン書家 小川翔月です。
点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。
関東地方も梅雨明けして、いよいよ真夏の暑さがやってきますね!
一般的に、
(1)夏の土用 (2)小暑 (3)梅雨明け ~立秋(今年は8月7日)の前日まで、
と出す時期に諸説ある暑中見舞い。
今年は例年より梅雨明けが遅かったので、
出しそびれている方もいらっしゃるのでは?
そんな方は、すぐにできて簡単、ラフな手書きデザインの暑中見舞いを
気軽に出してみてはいかがでしょうか。
顔彩を使うと、とっても涼しげな風合いになるのでおすすめです。
【用意するもの】
画仙紙ハガキ、顔彩、器、水さし、筆・絵筆、筆ペン
画仙紙ハガキは、100円ショップのキャンドゥで見つけました。
顔彩は、単色での購入も可能です。
今回は、群青と浅葱を使いました。
ハガキに顔彩で絵柄や模様を書きます。
顔彩は、水を含んだ筆で表面を撫でるだけで色が取れるので、
別の皿にとって、水で薄めて調整しながら使ってみて^^
顔彩を含んだ筆の穂先に、さらに少しだけ顔彩をつけ足して書くのもオススメ!
自然にグラデーションがついて、水っぽさが綺麗に出ますよ。
点を書いたり、線を書いたり。
絵が描ける方はもちろん絵でもOK^^
お好きな絵柄を書いてみてくださいね!
顔彩が乾いたら、文字入れします。
今回は、お友達に気軽に出すバージョンにして英字で入れてみました。
ちなみに、使っている筆ペンはこちら。
サインペン感覚で太細の線が書けるので、
筆ペンが苦手な方でも使いやすいと思います。
文字書きのコツは、初めにしっかり書体を決めること^^
カッチリとしたフォント風にするか、サラッとに流れるようにするか、
文字を斜めに倒すか。
書きながら書体を決めると、まとまらなくなります。
なので、だいたいの雰囲気だけ決めて。
あとは自分の字で楽に書いてみてくださいね。
いろんなタイプの暑中見舞いハガキができました♪
立秋前日までの暑中見舞いの時期に間に合わない場合は、
残暑見舞いに切り替えて^^
顔彩の色を変えたり、英字部分を変えたりするだけで同じ使い方ができます。
お友達への気取らない夏のお便りに。
見るだけでちょっと気持ち涼むような暑中見舞いを
送ってみてはいかがでしょうか。