湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。
9月9日は重陽の節句。
五節句のひとつで、菊を楽しみ、長寿を願います。
ちょうど秋は、菊が旬の時期!
簡単な飾り方のポイントと、
花色合わせのコツについて、ご紹介します。
使った花材は、左から菊(マム)、ワレモコウ、ベンケイソウ。
菊は品種が豊富です。1本咲きのものやスプレータイプ。
ころんとした丸い形から、先端の尖ったモダンな形まで、
たくさんの形や色が出ています。
ぜひお好みのマムを探してみて下さいね。
花材を購入するときに、
切り花でもいいのですが、
鉢ものを選ぶのもオススメです。
この花鉢は、1鉢に6輪ついているので、
1本の長さは短いですが、とってもお得!!
小さなアレンジを作るときに重宝します♪
今回の花色配色は、
「オレンジ&茶色」
色相が近い色同士の、同系色の組み合わせです。
オレンジは、ビビッドな明るいトーンではなく、
少しグレーがかった色味を選びました。
茶色も、くすんだグレイッシュな色なので、
ニュアンスカラーの、
相性のいい配色です。
こっくりとした深い色を使うことで、
秋らしい印象にしてみました。
食卓に飾る花を活けるときには、
食器をフラワーベースとして使うのもいいですよ。
土ものの器は、和のお花との相性ばっちりです。
小さい鉢には、
それぞれの花材を1本づつ短く活けるだけでOK!
器のフチに、花の頭がかかるように、長さを決めます。
平皿に飾る場合は、茎をもっと短く切って、
お皿の中央に、きゅっと丸くなるように活けます。
どちらもとても簡単です!
より詳しい作り方のポイントは、
こちらで紹介しています。
秋は、菊のシーズン!
ぜひ身近な食器を使って、飾ってみて下さいね♪