コウモリラン(ビカクシダ)+流木の壁かけアレンジで、男前インテリアを楽しむ
リメイク大好き、ボンビーガールならぬ ボンビーおばさんの パインです。
大阪府八尾市で、アンティークショップ Sugar Pineをやっています。
小さな発見で暮らしが楽しくなる、
そんなお手伝いができたらいいなぁと思っています。
小さいことは気にしない
ゆる~~~く 作ってくださいね。

コウモリランと言う愛称で親しまれているビカクシダですが、
他の木や岩石などにくっついて生活する着生植物なので、
板に活着させることで、壁にかけて
ディスプレイすることができるので、
おしゃれでカッコイイ インテリアにもピッタリです。
しかも、意外と頑強で 育てやすい植物です。
へご板に定着させる方法が一般的ですが、
へご板は手に入りにくいのと、
掛けているとボロボロ落ちてくるという欠点があります。
コルクや、焼いた杉の板や桐の板に定着させてもいいのですが、
今回は 流木に着生させてみました。
海で拾った流木の場合は、
バケツの水の中で1週間ほどつけて塩抜きした後、
乾かしてから使います。
意外に簡単なので、挑戦してみてくださいね。

【用意するもの】
・コウモリラン(ビカクシダ)
画像は、一番ポピュラーで手に入りやすい ビフルカツムです。
・流木
へご板がいちばん着生させやすいですが、
コルクや、焼いた杉板や桐の板でもいいです
・水苔
水に浸けて戻して軽く絞っておきます。
・麻ひも
ビニールの紐や、銅線でも。

流木の板に1カ所か2カ所穴をあけて、
壁にひっかける部分を作っておきます。
穴を開けずに、三角金具を取りつけて吊るしてもいいです。
(今回は、もともと流木に穴が開いていたので、そちらを利用しました。)

小さな流木があったので(木の棒でもいいです)、
裏側からビスでとめつけました。
滑り止めと飾りとしてつけましたが、
コウモリランをしっかりひもで縛りつけるだけでも 大丈夫です。

コウモリランの土を取ります。
そこそこ土を取っても、大丈夫です。

少しきつめに水苔の水をしぼって、
土のまわりりに押しつけるようにして、苔玉を作っていきます。
繰り返し水苔をはりつけていき、丸くなりました。

コウモリランをつける場所に、
しぼった水苔を押すようにして薄く張りつけます。

張りつけた水苔の上に、苔玉にしたコウモリランを
押しつけるようにしておきます。
しぼった水苔を足しながら
山のような形にします。

水苔を巻いたコウモリランを、
流木の板の裏まで麻ひもを何回も回して
しばりつけます。
コウモリランや水苔が落ちないように、きつめに縛ってください。
最後に、麻ひもを結びます。
麻ひもだけでは、腐ってコウモリランが落ちる場合もあります。
ビニールのひもや銅線を、最後に巻いておいた方が安全です。

横から見た感じです。
水苔がボロボロ落ちないように、
麻ひもは多めに回しています。
しっかりお水を上げたら
しばらくは、日陰に置いて管理してください。
コウモリランの根が板に入り込んで着生したら、
麻ひもを外しても大丈夫です。
へご板には、根が入り込んでいきやすいですが、
流木や焼き板を使った場合は、
着生するまで、かなりの時間がかかります。
コウモリランは、種類により活着方法が少し違いますので、
調べてみてくださいね。

コウモリランは、蘭ではなくて、シダ系植物です。
お水は好きなので、
板ごと バケツの中の水につけるか、
じゃぶじゃぶジョウロでお水を上げてください。
土が乾かないうちに水やりすると、根腐れを起こしますので、
水苔がかわいたら、しっかり水やりです。
水やりのポイントは、こちら ↓ をご参考ください。
「板付けにしたコウモリラン(ビカクシダ)の水やりの方法と裏技」
明るくて風通しの良い室内でも大丈夫ですが、
真冬以外はお外が大好きです。
真夏の直射日光は葉焼けを起こしますので、避けてください。
冬は、明るい風通しの良い室内で管理をして、
水やりの回数を減らし、乾かし気味に管理してください。
ちょっと不思議な植物のコウモリランを板づけにして
一味違ったボタニカルライフを楽しんでみてね。
ハロウィンのディスプレイにもおすすめ。
「コウモリランを吊るして、男前インテリアのハロウィンを楽しもう♪」

アンティークショップ Sugar Pine 店主
フォトスタイリングクリエイター
たかはしようこ
インスタグラム:sugarpine1103