湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。
ようやく秋らしい涼しげな陽気に~♪
この時期は、楚々と風に揺れるような、草花がたくさん出ています。
秋の代表的な花、コスモスも今が旬ですね!
優しい雰囲気のただよう、
秋の花色配色について、ご紹介します。
今回のアレンジに使った花材は、左上から時計回りに、
コスモス、センニチコウ、アメジストセージ、
ユーカリポポラス、ワックスフラワー、セルリア。
花色配色は、
「ピンク、紫×グレー」
ピンクと紫は、色相環で隣り合う同系色です。
近い色同士は、相性のいい組み合わせ。
そしてどちらも、明度が高めの、
やわらかいトーンを選んだので、
お互いがよく調和しています!
トーンでいうと、
ソフトトーンや、ライトグレイッシュトーンの配色。
花色は少しグレイッシュなものを合わせることで、
シックな秋の雰囲気を演出できます。
今回の花色配色のポイントは、
葉色の合わせ方。
葉の色も、やわらかなグレーのものを選びました。
花色と葉色とを、同じトーンの中で合わせることで、
全体がより調和して、一体感のある雰囲気に仕上げることができます。
葉色を黄緑色のキイチゴにしたバージョンも活けてみました。
花色とコントラストがついて、1輪1輪が引き立ってみえます。
瑞々しく、元気な印象もありますね。
ちょっとレトロっぽく活けたい場合は、
グレーの葉色がおすすめですよ。
秋の草花は、茎のやわらかなものが多く、
ナチュラルに活けるのが、おすすめです。
投げ入れの場合は、吸水スポンジにアレンジするときとは、
また違ったテクニックがあります。
詳しい活け方のポイントについては、
こちらでご紹介しています。
今回の花色配色は、
ナチュラル系や北欧テイストのインテリアによく似合います。
フレンチシックや、シャビーな雰囲気が好きな方にもおすすめです。
ぜひ秋色の優しい花色配色をお楽しみ下さい♪
フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ
ブログ:花のある暮らしのレシピ♪