愛を込めて雑草と呼ぶ
雑草アレンジ研究家
暮らしのフラワーフォトスタイリストすずきみさえです。

先日山梨まで出かけてきたのですが
道中
群になって風に吹かれているエノコログサが愛らしかったです。


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エノコログサのウサギを作ったことはありますか?

作っている方を見かけ
『愛らしい!』と思い、私も作ってみました。


エノコログサの語源は
ふさふさした穂が犬のしっぽに似ていることから。
「犬ころ草」からきています。

別名がネコジャラシ。猫をじゃれさせて遊んだことに
由来します。

ネコジャラシの方が呼んでいる方は多いかもしれませんね。

エノコログサにはいくつか種類があるんですよ。
・エノコログサ(小さい穂、緑色)
・キンエノコロ(金色に輝く花穂)
・ムラサキエノコログサ(紫色を帯びた剛毛)
・アキノエノコログサ(9月頃に穂をだす。やや大形)


エノコログサを使ったアレンジは、こちらでご紹介しています。

ムラサキのエノコログサ?!同系色の草花でシックなアレンジに
ネコジャラシを摘んで飾って、リラックスな秋の一日



エノコログサのウサギ。
出来上がってみると、耳が揺れて可愛いいんです。
いろいろ作り方はあるようですが
(2本で作るのもあるようです)
3本で作るウサギの作り方をご紹介しますね。
 

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今回は穂が長いアキノエノコログサを使いました。
3本使います。
耳になる2本と
顔になる1本です。

顔になる穂は長いと作りやすいですよ。


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耳になる穂は長すぎたので
下の方はとりました。

アレンジに使おうと思って葉は残しましたが
全部取った方が作りやすいです。

  
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3本の穂のつけねを合わせて持ち


  
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顔になる穂を残りの2本に巻き付けます。


  
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2周目は 巻きはじめの部分に被せるようにして巻くと、
巻き始めを押さえることができて安定します。

巻き終わりを下から巻いた部分に差し込んで留めます。


  
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でき上がりました。

  

 
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耳が動いてとてもキュートです。
ぜひお子さんと。お孫さんと作ってみてくださいね。


飾っている一輪挿しは
以前作り方をご紹介した手作り一輪挿しです。
こちらです




次回は ウサギを使ったアレンジをご紹介いたします。
お楽しみに~♪


参考図書:
散歩が楽しくなる雑草手帳 
著 稲垣 栄洋


暮らしのフラワーフォトスタイリスト すずきみさえ



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