デザイン書家 小川翔月です。
点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。
2016年の流行色のひとつ、ピンク。
ファンションだけでなく、インテリアショップでも
ピンク色のアイテムをよく見かけませんか?
春夏はさわやかなパステルカラーがメインでしたが、
秋冬になって、くすみのある秋めきカラーにシフトしてきているようです。
くすんだ色みが得意なのが、実は墨^^
今回は、サクッと作って、さらりと飾れる
簡単な紙のタペストリーの作り方をご紹介します。
普段、墨には馴染みがないかもしれませんが、
朱墨(しゅぼく)を使うだけで、
きれいなニュアンスカラーが簡単に出せるのでおすすめですよ。
【準備するもの】
定規、カッター、はさみ、カードリング、毛糸、パンチ
まずは、赤系の色が出る墨(朱墨)の淡墨を作っておきます。
作り方は、こちらをご覧くださいね。
お好みの濃度に調整した朱墨を
霧吹きに入れます。
半紙にシュッシュ!とスプレーするだけ^^
今回は下から上へ綺麗なグラデーションが出るようにしました。
乾いたら、少し色が薄くなります。
グラデーションが出るように3枚に切り分けて。
残念なことに、半紙は薄くて墨が乾くとシワが寄ってしまうんです。
なので、ここで “裏打ち”という作業で、シワを伸ばして紙を丈夫にします。
糊を使ったより本格的な方法なので手間はかかりますが、
確実にパリッとまっすぐ伸ばすことができますよ。
簡単に作りたい方は、
以前、お伝えしたアイロンで裏打ちする方法で試してみてくださいね。
先ほど乾いたときに、色が薄くなるとお伝えしましたが、
今度はここで、初めに書いた色、濃いめに戻ります。
四隅をパンチで穴を開けます。
カードを繋ぐ部分は、毛糸が表に出るようにしてくださいね。
これは手に毛糸をくるくる10巻周巻いて・・・
簡単にできます^^
タペストリーの表になる方からリングに通します。
端の毛糸を引き抜きます。
結び目を作ることで、リングが正面を向いて
おさまりが良くなりますよ。
裏打ちがうまくできない場合は、
半紙ではなく、厚手の和紙を使って
裏打ちをしない作り方でもいいと思います。
裏打ちをしない作り方でもいいと思います。
流行色をインテリアに♪
気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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