ペイントショップオーナー&フォトスタイリストの荒井美保です。
アニースローンペイント・写真撮影用ボードの販売店をしています。

イギリス生まれのペイントを使った大人女子のための「ペイント」のアイデアをお届けしています。


 
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今日は庭で使うバケツをペイントします。

突然ですが、
みなさんはペイントする色を
どのように決めていますか?
 
色は私たちにいろいろな
心理効果を与えてくれます。
明るい色を見ると元気がでますよね?
冬の庭は色が少ないので、
明るい色を塗って
Happyな気持ちになりましょう^^
 

画家のモネが愛したブルーを基調にペイントします

今回はアニースローンチョークペイントの
新色 ジヴェルニー(青色)を使います。

新色の「ジヴェルニー」という色の名前は、
画家のクロード・モネが晩年を過ごした
フランスの町の名前から取ったそうです。

当時のフランスでは
インテリアでこのようなブルーが
とても流行していて、
モネの自宅のキッチンも
ブルーで塗られていました。
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偶然にも私がセレクトした
バケツの内側のイエローは
モネの家のダイニングの色と同じ色なんですよ。
ブルーとイエローの隣り合わせた配色が素敵ですね。

フランスのジヴェルニーでは
今でもモネの家が残されていて
当時の姿を見ることができます。

写真でお見せできないのが残念ですが、
「モネの家、キッチン、ダイニング」で画像検索すれば
ヒットしますので、興味ある人は見てくださいね。



ペイントの手順

家にあったブリキのバケツをペイントします。
 
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ます軽くバケツの表面を
サンドペーパーでキズをつけます。
キズをつけたほうが、
ペイントがなじみやすくなります。
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ペイントする色は、
アニースローンチョークペイントの
ジヴェルニー、イングリッシュイエロー、
フローレンス、フローレンス+グラファイトを選びました。

 
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まずジヴェルニーで
外側と内側の縁をペイントします。

 
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内側と持ち手を
イングリッシュイエローでペイントします。

 
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お庭用なので、ステンシルは
「Welcome to my Garden」文字と
木と葉っぱを使用しました。
このステンシルはチェリービーンズで販売中です。
この文字に限らず、好きな言葉を入れてくださいね。

 
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文字はイングリッシュイエローで、
葉はフローレンス、
木はフローレンス+グラファイトで茶色を作って
ステンシルします。

ステンシルはバケツ面に対して直角に筆を持ち、
パレットの上でペイントを少し落としてから
軽く叩くように筆を入れます。


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少し明るすぎるようにも思いますが、
外に置くバケツですし、
時間の経過とともに色が落ち着いてくるので、
このくらいで大丈夫です。


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最後にクリアワックスを塗って完成です。
色が明るすぎると感じる方は、
ダークワックスでトーンダウンしてくださいね。

アクセントに折り紙で作ったスターをつるしました。
色は内側に塗ったイングリッシュイエローです。

 
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苗を買ってきてバケツに植えます。
ビタミンカラーのバケツに
緑を植えて冬の庭が明るくなりました。

見た瞬間元気になる色を
自分の周りに置くと、
気持ちが明るく弾み、
お庭のお手入れも楽しくなります。

あなたにとってのHappy Colour で
身の回りのものをペイントしませんか?

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ペイントショップオーナー&フォトスタイリスト
荒井美保


※ステンシルシートはチェリービーンズで販売中


 

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