愛を込めて野の草花を雑草と呼ぶ
雑草アレンジ研究家
暮らしのフラワーフォトスタイリストすずきみさえです。
冬のまっただなかですが
私の住んでいる場所は暖かく
庭の草が目立つようになってきました。
雑草の図鑑を見ていたら、食べられる草が多い事を知って!
食べてみたい♪ と興味がモクモク。
これから、雑草アレンジ・雑草遊びのほかに
実際に食べた美味しい草のご紹介もしていきますね。
今回は 図鑑で見覚えのある草(タネツケバナ)が
庭の隅から出てきたので、摘まんで食べてみたら♪
うん?ピリッと辛くてちょっとルッコラ・クレソンのような後味。
これは美味しい! と、ちょこっとサラダに入れて楽しんでいます。
雑草のタネツケバナは移植して
雑草のハコベラ、野菜のルッコラ、と草花(ビオラ・アリッサム)
で寄せ植えにしています。
花も楽しみ、野菜も楽しめる寄せ植えで
見て、食べて楽しめるのでオススメです♪
雑草と上手に暮らしたいと思っている私。
場所を囲って植えたり、垣根の足元に一列に並ぶように移植しています。
こちらの記事もご一緒にどうぞ。
食べられる雑草 タネツケバナとは?
タネツケバナ(種漬花)は日本在来の春の雑草ですが、
越年草(秋に芽を出し冬越しする)で
暖かい地方では冬でも花を見かけることのできる草です。
名前の由来
イネの種籾を水に漬けて、種まきの準備をする時期に
花が咲くことからなのです。
稲作国の日本らしい名前の付け方ですよね。
別名 タガラシ(田辛子)
田んぼの辛子の意味で
ピリッと辛味があることから。
納得です!
花は4枚の花びらで3~4mmの小さな花です。
とても可愛らしい^^
雑草はよ~く見るとかわいいのです。
タネツケバナのサラダの作り方
食べ方はとても簡単。
タネツケバナの葉をサラダに散らすだけ。
ピリッと辛い味がアクセントになるので、
我が家の代わり映えのしない普通のサラダが^^;
タネツケバナの葉をサラダに散らすだけ。
ピリッと辛い味がアクセントになるので、
我が家の代わり映えのしない普通のサラダが^^;
(材料:レタス・ミニトマト・モッツアレラチーズ)
カフェで食べるような深みのある味に♪
ドレッシングはお好きなものをどうぞ。
私はシーザードレッシングを合わせました。
本によっては花も茎も食べられると書いてありました。
和え物でも美味しいようです。
雑草も食べられるとわかったら
より一層 愛おしい^^
お庭に
または、散歩の途中で見かけた安心な場所に生えていたら、
(消毒などしていなそうな場所)
食べてみてはいかがでしょうか?
※似た草にミチタネツケバナ(帰化植物)があります。
ミチタネツケバナは花(2~3mm)が咲く時期に
茎の地表ぎりぎりから生える葉(根生葉)があります。
(タネツケバナにはありません)
今回ミチタネツケバナは食用になると記載されている本を
見つけることはできませんでした。
※草の種類によっては毒があるものもあります。
図鑑などでよく調べてから食べてくださいね。
[参考文献]
散歩が楽しくなる雑草手帳
著 板垣栄洋
野草図鑑
監修 藤井伸二
著 髙橋修
食べる野草図鑑
著 岡田恭子
雑草アレンジ研究家 暮らしのフラワーフォトスタイリスト すずきみさえ
Instagram: misae.suzuki
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