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デザイン書家 小川翔月です。

点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。

さっそうとハイヒールを
履きこなす女性って
スタイルもよく見えるし、
何よりカッコよくて憧れますね。

でも、平日朝の
通勤ラッシュ時間帯。
長距離通勤で
毎日ヒールは正直ツラい!
という方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

かく言うわたしも、
週の半分は
スニーカー通勤→
職場でパンプス履き替え派。

新しいスニーカーを
試してみたくって
GUのスニーカーを
墨でリメイクしてみました。

真っ白の無地スニーカーが
ほぼ完璧な
ダルメシアン柄に大変身♪

誰でも小一時間ほどで
作れちゃうのでおすすめです^^

◆ダルメシアン柄スニーカーの作り方

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< 準備するもの >
・布書液
・筆数本
・小皿(または硯)
・新聞紙

布書液は、ネーミング通り、布に書ける墨。
こちらで購入できます。→

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今回使ったのは、
GUのキャンバスシューズ。

スリッポンもありましたが、
よりスッキリとした印象の
スニーカーを選びました。

キャンバス地のほどよい硬さが
筆書きしやすくて一石二鳥♪

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新聞紙を靴の中に詰めます。
裏うつりするかな・・・と、
不安で詰めたんですが、
裏うつりはしてませんでした。

ただ、土台がしっかりしていると
持ちやすい上に書きやすい♪

ちょっとしたひと手間ですが、
新聞紙を詰めた方がいいです。

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布書液は少しとろみのある墨。
墨を筆に含ませて直接書いていきます。

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まずは、タンの部分から。
靴や筆の向きを変えながら、
いびつな楕円を書きましょう。

タンの部分から書くのは、
練習のため♪

いきなり本番、
一発勝負で書くので
正直ドキドキします。

でも、紐で隠れる部分で練習しておくと
気持ちが楽になりますよ^^


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穂の短い筆を使って、
穂先を潰しながら書くと
面白い墨象が書けます。

穂の長さの違う
2種類の筆を使うだけで
墨象がばらけるので
自然な印象になりますよ^^

いきなり書く勇気がない方は
ダルメシアン柄を練習してから
書いてみてくださいね。
練習方法はコチラです。

★絶対失敗したくない!ダルメシアン柄スニーカーの練習方法はコレ!


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本体も同じように書いて。

ではここで、
自然に仕上げるポイントを^^

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布地の端、靴底ゴム面との
境も避けずに
バランスよく模様を
書いてください。

縁の白が際立たないように
“生地から作られた靴ですよ感”
出しましょう(笑)

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左足が完成です☆

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両足書き終わったら、
靴をクルッと一周、
四方から柄のバランスを
見比べて微調整します。

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光ってるところは
乾いていないところ。

20~30分程度で
すべての模様が乾くはずです^^

とはいえ、時間の目安は
墨量にもよるので、
光ってるか光ってないかで
見極めてくださいね。

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乾いたら紐を通して、できあがり!

布書き用の墨を使うと

洗ったとき滲まないの?
色落ちしないの?

ってところが気になりますよね。

この点については、
実験してみました!

詳しくはブログをご覧ください。


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人気のアニマル柄☆
洋服だと派手すぎて
抵抗がある方は、
スニーカーなど
小物から取り入れてみましょう。

ぜひ春に向けての
ワードローブに
オリジナルの
ダルメシアン柄スニーカーを一足♪
加えてみてはいかがでしょうか。


デザイン書道家小川翔月
Instagram:shogetsu52