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湘南でフランススタイルの
フラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの
宮崎いくみです。

もうすぐひな祭りですね。
わが家では、サイズ10cmの
小さなガラスの雛人形を飾って、
この季節の節句を楽しんでいます!

スーパーやお花屋さんでは、
ひな祭りの花飾り用に
ビニールに包まれたお花が、
セット販売されていることも多いです。

気軽に楽しむには、
ちょうどいいサイズ感!

ひな祭りの定番の組み合わせで、
かわいく飾るポイントをご紹介します。

ひな祭りのお花をかわいく活けるポイント

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ひな祭り用の花材といえば、
桃の枝と、菜の花の組み合わせ。

それぞれ2~3本づつ
セットになって売られているのを
よく見かけます。

このまま活けてしまうと
枝ものは長さがあるので、
バランスをとるのが難しいことも・・・

そんな時は、活けたい花瓶の
大きさに合わせて短くカットして、
切り分けるといいですよ。


<花瓶に合わせてカットする>
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 切り分ける長さの目安は、
活ける花瓶の高さの
2~3倍くらいをイメージして、
カットするといいでしょう。


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2種類の花材を、
1つの花瓶に活けてみました。
花瓶は高さ9cmです。

この花瓶はもともとは
キャンドルホルダー用の器なので、
小さく飾りたい時に
重宝しています。

以前こちらの記事でも
登場しました。
 
庭積みのパンジーなど活けるのに、
ぴったりなサイズ感です。

明るいブライトトーンの、
ピンクと黄色の組み合わせは、
華やかでかわいらしい印象です。


活け方のバリエーションを
ご紹介します♪

花材の種類ごとに、
活ける花瓶を分けて、
小振りにアレンジするのも
かわいいですよ。

<花材の種類ごとに小分けで活ける>
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もう少し小さい花瓶に
それぞれ活けます。 
花瓶の高さは5cmと8cmです。

この場合は
花瓶の高さの1.5倍~2倍くらいの
長さでカット!

キュッと花をまとめて、
すっきりとした印象に~^^


菜の花の葉の黄緑色が入ると、
ひな祭りの雰囲気が
いっそう引き立ちます!

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我が家のお雛さまは、
とっても小さいので、
このくらいの小ぶりサイズの
花飾りで十分華やかに♪

ご自宅の雛飾りに
合わせたサイズの花瓶で、
花材の長さバランスを
調整してみて下さいね!


【花色配色レシピ】

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ひな祭りの定番カラーは、
菱餅の色にもある、
桃色、白、緑!

それぞれ、
桃色・・・魔除け、桃の花をイメージ
白・・・子孫繁栄、清浄・純白をイメージ
緑・・・厄除け、健康・新緑をイメージ

とのこと。

これに黄色が加わると、
さらに春らしく
華やかな印象になりますね。


どれも明るい
ブライトトーンの花材なので、
まとまっていますが、
シンプルがお好みでしたら、
桃色だけで揃えるのも素敵です。

以前ご紹介したこちらの記事も、
ぜひ参考にしてみて下さいね!
 



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雛飾りがなくても、
定番カラーの花を飾るだけで、
ひな祭りの雰囲気が
楽しめそうですね!

かわいい花飾りで
素敵なひな祭りをお過ごし下さい♪



フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ

★春の花を楽しみたい方はこちらもどうぞ★