いけばなアートフラワーデザイナーの
寺井宏美です。


アートフラワー(造花)の利便性と、
日本の伝統芸術であるいけばなを、
同時に身近に楽しんでいただけるよう、
アートフラワーといけばなを
融合させた「いけばなアートフラワー®」を
広めることを目指しています。

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今年もいよいよお花見の
シーズンがやってきました!

友人たちと桜の下で、
ワイワイと食事をするのは
とても楽しいことですが、
都心や人気スポットでは、
場所取りが必要だったり、
花粉症が気になったり。
まだ少し肌寒い日も多いので、
長時間外にいると風邪を引くことも。

そこで、今日は
そんなお花見あるあるを
気にせず、安全で快適に
楽しめる「室内お花見会」を
ご提案します♪

エア花の愉しみ方

<メインの桜>
用意するものは、桜の枝。
今回選んだこちらは啓翁桜という品種です。
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花が開いていると
あっという間に散ってしまうので
蕾の状態で買い、
暖房で部屋の温度調節をしながら
お花見会当日の開花に備えます。

中1日、長くても
2日で満開になりますよ!

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花瓶にたっぷりの水を注ぎ、
陽当たりが良い場所に飾ります。
枝の重みで倒れないよう、
どっしり安定感のある花瓶を選びます。

こちらは
高さ1.5メートルほどですが、
大きい枝がフラワーショップの
店頭に並ぶことはほとんどないので、
市場で買い付けをしてもらうよう
お店に予約することをオススメします!

今回は動きの大きな
ドラゴン柳を添えて、
ボリュームと華やかさを出しました。


<テーブルの装飾>
セッティングしたお皿の上に、
小さくカットした桜の枝を添えます。

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桜の小枝もテーブルの中央に飾ります。
花器は花瓶でも食器でもOK!

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高さは目線より
下にくるのがオススメ。
視界の妨げにならない程度が
会話するのには落ち着きます。

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食事しながら桜に囲まれ、
お花見気分がアップです!

前編の今回は、
生花での桜装飾をご紹介しましたが、
続編では
アートフラワー(造花)も取り入れ、
さらなる空間演出をご紹介しますので
どうぞお楽しみに♪