野の草花を「雑草さん」と
呼んでいます。
雑草アレンジ研究家
暮らしのフラワーフォトスタイリスト
すずきみさえです。
雑草アレンジ・草遊び・
美味しい草のご紹介などしながら
雑草のある暮らしを楽しんでいます。
暖かくなって庭の植物を
観察するのが楽しみな毎日です。
今年も裏庭からつくしが出てきたので
調理しました。
つくしの卵とじと佃煮の作り方を
ご紹介しますね。
裏庭では家で食べる分くらい出てくるつくし。
日当たりのよい場所に生えるイメージですが
我が家では陽があまり当たらない場所から出てきます。
緑の葉はスギナです。
つくしがスギナに変化すると
思っている方に出会いますが、
スギナとつくしは別物です。
地下の茎で繋がっているんですよ。
つくしが花と茎で
スギナが葉の役割をしているんです。
こちらは、出かけた時に
駐車場の隅で生息してたつくし。
日当たりがよく
つくしも太かった~。
日照時間が多い少ないで
太さが違うんですね。
雑草を摘む場所、採取する時に
気をつけてほしいことを
ブログに書きました。
★美味しい草の摘む場所、摘むのを避ける場所
雑草を食べる前には
ぜひ読んでいただきたいです。
では、つくしの卵とじをご紹介しますね。
つくし料理2品の作り方をご紹介
つくしの下準備
採ってきたつくしはサッと洗い
節に付いている、はかまを取ります。
アクで指が汚れるので
指をお酢に付けながら取ると
汚れが少なくなります。
美味しいつくしの見分け方
穂が開いていないものが美味しいです。
食感が良く、味がギュッと詰まっています。
日かげになる時間が長い場所のものは
苦味が少ないです。
つくしの卵とじの作り方
つくしの卵とじの作り方
<材料>
・3~4cmにカットしたつくし・・・約15本分
・卵:1個
・ゴマ油 少々
調味料
A※混ぜ合わせておく
・醤油・・・大1弱
・みりん・・・小1
・酒・・・小1
・砂糖・・・大1弱
※甘辛いお味にします。<作り方>
1.フライパンを中火で熱しゴマ油で
つくしを炒める。
2.しんなりしてきたら、
調味料Aをいれて味を付けるように炒め
皿に取り出します。
3.使ったフライパンを洗います。
4.フライパンを再度強火に火にかけ
少しのサラダ油で卵を炒めます。
5.少し固まり始めたら
2のつくしを混ぜ合わせます。
6.できあがり♪
つくしの味
つくしはフキのようなお味です。
食感もフキを細くした感じ。
ちょっと苦味があります。
穂先の部分の食感が
アクセントになっていますよ。
※摘んだ場所で苦味は変わります。
もう1品ご紹介しますね。
つくしの佃煮の作り方
つくしの本数は15本くらいで
6cmの小皿に乗るくらいに
ぐっと量が減ります。
調味料
A
・砂糖・・・大1/2
・醤油・・・大1/2
・みりん・・・小1
・酒・・・小1
・サラダ油・・・少々
<作り方>
1.中火で熱した小鍋に
サラダ油でつくしを軽く炒めます。
2.調味料Aを入れ
煮汁がなくなるまで炒め煮にします。
3.本数が少ないと あっという間にできあがります。
どちらの料理も
調味料は目安です。
摘んだ場所でも
苦味の強さが変わりますので
その変化も感じて
ご家庭のお味で
楽しんで下さいね。
暖かくなって行楽日和です。
お子さんと一緒につくし探しはいかがでしょうか。
参考文献
『散歩で見かける野の花・野草』
著:金田 一
著:金田 一
『季節の摘み菜レシピ105 食べる野草図鑑』
著:岡田 恭子
写真・文