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ペイントショップオーナー&
フォトスタイリストの
荒井美保です。
アニースローンペイント・写真撮影用ボードの
販売店をしています。

大人女子のために
イギリス生まれのペイントを使って
週末に1~2時間でできる
「ペイントDIY」のアイデアを
お届けしています。

本日はカラーボックスを
塗り替えることをご提案します。

以前にもカラーボックスの
リメイクDIYを兼ねた
リペイントを紹介しました。

<過去の記事>
こちらの記事は
DIYの要素が強かったので、
時間のない方や工具を持っていない方、
DIYが得意でない方には、
難しかったかもしれません。

今回は
ペイントを塗り替えることで、
カラーボックスの印象が
いっきにオシャレになる
という
簡単模様替えの提案です♪

塗るだけでおしゃれになる魔法のペンキ

今回のポイントは
ペイントに使うペンキです。

ペンキ選びは、
色ばかりを気にしがちですが
色よりも質感を重視して選ぶほうが
大切です。

どんなきれいな色でも
質感が安っぽいと
見栄えが悪くなってしまいます。

そこでオススメしたいのが
アニースローンチョークペイントです!

塗るだけで質感が変わり、
プリント合板の安っぽいカラーボックスが、
素材感のある質感に変わります。

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こちらが塗装後の質感です。
カラーボックスのプリント合板感がなくなり、
アンティーク感漂う質感になりました。
色の種類はたくさんあるので、
お好みの色が選べます。


<用意するもの>

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・市販のカラーボックス
今回は組み立てる前に
塗装しましたが、
組み立ててから塗装することを
おすすめします。

ペンキは水分を含んでいるので
組み立てる前に塗ると
板が反って組み立てにくく
なったりすることがあります

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・100均のキャニスター
必ずストッパー付を選びます。
今回選んだキャスターの耐重量は
1個20キロまでのもの。

全体の耐重量は
耐重量×キャスターの数×80%になります。

つまり20キロx4個x80%
=64キロまでの重さを
支えられます。

それでは、
カラーボックスのペイントを
きれいに仕上げるコツを
ご紹介します。

下準備
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サンドをかけます。
磨くというよりは
塗装面に荒いサンドペーパーで
傷をつける感じでこすります。
その傷の中に
ペンキが定着
していくイメージです。

色は内側の天井を白、
全体をブルーで塗っていきます。


使用したペンキ
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全体は
グリークブルーという
温かなブルーと、
オービュッソンブルーという
濃いブルーの
1:1の混色で塗りました。

内側の天井にはオールドホワイトを塗り、
少し明るさを出しています。

元のカラーボックスの白を活かして、
塗らない方法もありですが、
カラーボックス感を消すことに
こだわったので塗装しています。


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天井部を白で塗ります。

今回は組み立てる前に
塗装したので、
組み立てて見えない部分には
ペンキを塗らないように
マスキングテープを貼りました。

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同じように天井以外をブルーで塗り、
一旦乾かします。

乾いたらクリアワックス
全体に塗ります。

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仕上げにホワイトワックスを
ところどころに塗布します。


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ホワイトワックスは
表面に変化をつけて塗ると、
色に強弱ができ、
アンティーク風の質感
が作れます。

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乾かして、
キャスターを付けたら完成です。

内側の天井に合わせて
仕切り板の色も白で塗ると
アクセントになります。

統一感を出したいときは、
すべて青で塗ってくださいね。


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キャスターがついているので
移動するときに便利です。

私は花を飾るプチ花瓶や
撮影の小道具を入れて
使っています。

カラーボックスを塗って
色と質感が変えるだけで、
インテリアの印象が大きく変わります。


あなたの好きな色で
カラーボックスを塗って、
気軽に模様替えを楽しんでみませんか?

ペイントに関する相談をメールで受けています。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
info@cherrybeans.jp 


写真と文
ペイントショップオーナー&フォトスタイリスト
荒井美保

HP:アニースローンペイント販売店 チェリービーンズ(荒井美保) 
Instagram:shabby_paint_shop


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