今回は前後編で
前撮りロケーションフォトの魅力や、
撮影する際のポイントを
依頼者とカメラマンの目線で
ご紹介したいと思います。

前編は私、藤井が依頼者の目線で
撮影日の様子をレポートします。

新緑の美しい季節に娘の晴れ姿を撮影

事前にお寺の許可をいただいて
前撮りスタートです。

まずは小さいころに
可愛がってもらった
伯母のお墓参り。

本堂にも手を合わせました。

アジサイの咲き始めの時期で、
まだ人もまばらだったですが、
振袖を着て撮影している
２人を見て行き交う方も、
きれいね～と言ってくださいました。

１人だったら
恥ずかしかったと思うけれど、
２人でいたので恥ずかしさも
半分だったようです。

家族全員の予定を合わせて
撮影日を選んだので、
途中から祖父母や妹も合流。

おばあちゃんは自分のスマホに
写真を収めることができて
とても喜んでいました。

七五三以来の袂の長い振袖に、

ただでさえ履き慣れない草履など。

ロケーションフォトで

たくさん歩いたので、

娘たちは着物を着た時の所作に

少し慣れたようでした。

また、お食事では

いつもと同じペースで食べたら
おなか一杯になりすぎて

気分が悪くなってしまったそう。 

食べる量も身をもってわかったようです。

成人式当日は、

食べ過ぎないようにね ^^;

着物の色や柄を選ぶことは
とても楽しいものです。
意外と忘れがちなのが
髪飾りなどの小物の準備。

振袖は華やかなデザインが多いので、
髪の飾りがないと
アンバランスな印象を
与えてしまいます。

娘の成人式の前撮りに合わせ、

着物に合わせた髪飾りを

娘たちの要望を聞いて

制作しました。

着物の柄や好みの色味に合わせた

世界に一つだけの

振袖コーディネートになりました。

もし成人式までに

髪を短くしてしまっても、

髪飾りは帯飾りとして

使用できます。

髪飾りについては、

着付けしてくれるお店によって

対応が異なります。

使用したい髪飾りがあったら

ぜひ着付け師さんに

相談してみるのがいいでしょう。

既製品も多く出回っていますが、

お母様が手作りされたり

作家さんにオーダーされて

みるのもオススメですよ。

成人式当日は
子どもたちも
懐かしい友人との再会で
家族と写真を撮ったり
食事をしたりと
ゆっくり過ごすことは
難しいと思います。

今回は素敵な思い出が
たくさん残せたので
前撮りにして良かったと
改めて思いました。

成人式に限らず、
七五三、結婚式でも
前撮りはオススメです。

明日の後編では
今回撮影していただいた
山口留衣さんに、
前撮りロケーションフォトの
ポイントを紹介していただきます。

どうぞ、お楽しみに！

撮影場所：

佛寺院/本土寺

アジサイをはじめ季節の花が美しいお寺です。

許可をいただいて

撮影させていただきました。

HP：マーメイドローズ*花冠・リースブーケ・真四角ウェルカムボードのお店Instagram：mermaidrose_fujii

instagram：atelier4696