おはようございます。
大阪でフレンチスタイルのフラワーアレンジメント・プリザーブドフラワー教室「Flower Salon Petit Bourgeon(プチ ブルジョン)」を開いている、芝 佳世子です。
秋の花である菊は、日本で最もポピュラーな花のひとつであり、桜とともに日本の国花でもあります。
でも、冠婚葬祭の花というイメージが強すぎて、街角のスーパーやお花屋さんで見かけても、実際に飾るのは、「お正月か、仏様の花くらいかしら・・・」という方が、多いのではないでしょうか?
菊には、観賞用として親しまれている和菊と、ヨーロッパで品種改良されガーデニングや切花で親しまれている洋菊があります。洋菊は花びらがボール状になったピンポン咲きや、八重咲きのものなど見た目が可愛らしいものも。
今回は菊がもっと身近に感じられるような簡単でキュートな洋菊のアレンジをご紹介します。
洋菊を使った簡単アレンジ
<材料>
・お好みの籠のカトラリーケース(今回はダイソーで購入)
・オアシス
・セロファン(なければ大きめのビニール袋)
・花材
ピンポンマム(薄紅色の丸い花)
スプレーマム(紅色の花)
ヒペリカム(白い実)
雪柳(グリーン)
花材の菊(ピンポンマム、スプレーマム)や、ヒペリカムは、いろいろな色がありますのでお好みで選んで下さいね。
グリーン(葉物)は必須アイテムです。雪柳の代わりに羽衣ジャスミンの葉を使っても素敵ですよ。
STEP1
水を含ませたオアシスをカトラリーケースにセットします。
今回は籠ですので、水漏れしないようにセロファン(ビニール袋)を敷いてから、籠1cm弱くらい低くしたオアシスをセットして下さい。
オアシスの長さが足りない場合は、隙間の大きさに合わせたオアシスを足して下さいね。オアシスをセットした後、はみ出したセロファン(ビニール袋)は淵ギリギリに切りそろえます。
STEP2
オアシスをセットしたら、最初に大きい花(ピンポンマム)を挿しましょう。
花の長さは、花の高さプラスオアシスに挿す2~3cmに切って下さい。挿し方は、茎を垂直に、
花の頭がまっすぐ上を向くように(すべての花材に共通です)。
花の高さは淵ギリギリまで挿しましょう。カトラリーケースにまんべんなく配置して下さいね。
STEP3
ピンポンマムを挿したら、スプレーマムとヒペリカムを空いている所に挿していきます。この時、多少スプレーマムに凹凸がつくように挿していくと、立体的なアレンジになります。
ヒペリカムは、花より少し飛び出すように挿すと可愛らしく見えますよ。
STEP4
最後に空いている所や淵を隠すように、雪柳を花より少し高く挿して完成です。
完成したアレンジは、目線より低い場所に飾ると映えます。オススメの場所は食卓です。
洋菊を使ったアレンジなら菊がより身近に感じられますよ。
洋菊を使ったアレンジなら菊がより身近に感じられますよ。
ぜひ、作ってみて下さいね!
Petit Bourgeon(プチ ブルジョン)
芝 佳世子