おはようございます。
藍の本場、徳島出身の徳永真紀子です。
ここ徳島にも、秋が少しづつ近づいてきているみたいで、ヒグラシの鳴き声が聞こえるようになってきました。そして、スーパーに行くと秋の味覚の代表、「スダチ」が店頭に並び始めています。
スダチと言えば、焼きサンマにキュッと絞っていただくのが秋の定番ですが……。今回は、そんなスダチを主役にする絶品カクテル「スダチ・カイピリーニャ」をご紹介します。
簡単でヘルシー、そしてとっても美味しい! 「私は飲めないの~!」という方は、お酒をミネラルウオーターや炭酸水に変える事で、こちらもまたお勧めのソフトドリンクになりますからご安心を!
まず、スダチとリキュールの説明を少し♪
「スダチ・カイピリーニャ」の主役であるスダチの旬は、8月終わりから10月。徳島県の特産物です。そして、スダチの果汁と皮には、秘められたパワーがいっぱい!
ビタミンCは平均60mg。これはほぼ一日の所要量! 体内の塩分を排出させるカリウムも豊富です! さらに、果汁には疲労回復効果のあるクエン酸もたっぷり。爽快な香りには、もちろんリラックス効果があります。
リキュールは、「カシャーサ」というサトウキビを発酵・蒸溜して作ったブラジル原産のお酒を使います。
カシャーサとライムを使って作る人気カクテルが、カイピリーニャ。 ライムの代わりにスダチを使う「スダチ・カイピリーニャ」は本家に勝るとも劣らないカクテルなんです! カシャーサのアルコール度数は40度ですので、ミネラルウオーターや炭酸水などで割ると飲みやすくなりますよ。
スダチ・カイピリーニャの作り方
<材料>(1杯分)
・カシャーサ 45ml
・スダチ 15ml(3個~5個)
・砂糖 小さじ1
・クラッシュアイス 適宜
・ミネラルウオーターや炭酸水(お好みで)
STEP1 スダチをカットする
スダチ1個は、飾り用に切ります。
まず、横半分に切り1枚だけ輪切りにスライスします。そして、半分を4つのくし切りにします。
STEP2 スダチを搾る
残りのスダチを搾ります。スダチの大きさや収穫の時期により異なりますが、だいたい1個で10mlぐらい搾ることができます。種は除きます。
残りのスダチを搾ります。スダチの大きさや収穫の時期により異なりますが、だいたい1個で10mlぐらい搾ることができます。種は除きます。
搾り終わった皮の部分は、すり下ろして大根おろしや塩に混ぜて料理に使うと風味豊かになり、普段の食事がワンランクアップしますよ。
STEP3 砂糖とスダチの果汁をよく混ぜる
グラスに砂糖とスダチの果汁を入れて、よく混ぜます。次に、カシャーサを入れてさらに混ぜ、くし切りにしたスダチと氷を入れ、さらに混ぜます。
グラスに砂糖とスダチの果汁を入れて、よく混ぜます。次に、カシャーサを入れてさらに混ぜ、くし切りにしたスダチと氷を入れ、さらに混ぜます。
最後に輪切りにしたスダチをグラスのふちに飾って、できあがり♪
ノンアルコールで作る場合は、カシャーサの代わりに炭酸水やミネラルウオーターでどうぞ!
飾り用のくし切りのスダチは、スプーンの裏で潰しながら飲むといいですよ。
◆スダチ・カイピリーニャのアレンジレシピ
スダチ・カイピリーニャにバジルの葉を加えてみると、ちょっとアジアンテイストに(写真右)。
白砂糖の代わりに黒蜜を使うと、よりヘルシーになりますよ(写真左)。
今年の秋はスダチを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね。爽やかなのど越しで、とっても美味しいですよ♪
徳永真紀子