野花アレンジ研究家、暮らしのフラワーフォトスタイリストのすずきみさえです。
アレンジ・草遊び・美味しい草など、野花のある暮らしを楽しんでいます。
野花を探しに行く散歩コースで見かけるエビヅルでデザートソースを作りました。
カシスのような味で美味しかったのでご紹介しますね。
エビヅルとは?
こちらのブドウの姿のつる性植物がエビヅルです。
名前の由来は実がエビの目に似ているから。『エビ』は古名で葡萄のこと。などがあります。
ヤマブドウと見分けが難しいのですが、以下のような違いがあります。
ヤマブドウ:山地に多い。葉裏が茶色
エビヅル:平地でも見かける。葉裏が白。
ただし、同じ場所でも葉裏の色が混在しているのも見かけるため、どっち?と疑問符が付く事があります。
でも、安心して下さいね。どちらも食用になります。
本で食べられると知っても、エビヅルを初めて口に入れた時は恐る恐るでした(苦笑)
気になる味の感想は、『タネもあるし、小さいけど、葡萄の味!薄い葡萄の味!』。
気になる味の感想は、『タネもあるし、小さいけど、葡萄の味!薄い葡萄の味!』。
採取した場所や個体差で変わるのでしょうか? 味の濃さが違いました。もしかしたらヤマブドウとエビヅルの違いかもしれません。一般的にヤマブドウの方が美味しいと言われています。
エビヅルを採取した場所
どんな所で採取したかというと、堤防の脇の草が生い茂った所。
友だちも散歩の途中で見つけたと教えてくれたので、川沿いの土手なででも見つけることができそうです。ご自宅が山に近ければ、もちろん山にもあると思います。
エビヅルのデザートソースの作り方
エビヅル(ヤマブドウ)の実はこのくらいで100gちょっとあります。採れる量も違うと思います。参考程度にして下さいね。
採ってきたら、よく洗って下さい。
【分量】
実:100グラム
砂糖:30グラム
エビヅルは種があり、皮も固いです。口の中に入れるととても気になるので漉します。
実はジャムにしたかったのですが、煮詰めるとほんの少量になってしまいます。緩めのソースにしました。
酸味もあってカシスのようなお味。レモンを入れなくても美味しいです。今回ご紹介したレシピは、甘さ控えめなので、甘いのが好きな方は砂糖の分量を調節してくださいね。
レアチーズケーキにかけていただきました。
ケーキの酸味と甘みに。ソースがバッチリ!合いました。ホットケーキに、ヨーグルトにも美味しいですよ。
行楽の季節、食べられる実を探しに出かけませんか♪
※口に入れる時は図鑑などでしっかり確認してからにして下さいね。
こちらもご参考にしてください。
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参考文献
木の実の呼び名事典
写真・文:亀田龍吉
花と葉で見分ける野草
監修:近田文弘
著者:亀田龍吉・有沢重雄
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野花アレンジ研究家
暮らしのフラワーフォトスタイリスト すずきみさえ
ブログ:野花生活365日
Instagram:misae.suzuki
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