インテリアコーディネーター × 整理収納アドバイザーの つやまあけみです。
お祝いごとや悲しいお知らせは不意に飛び込んでくることが多いですね。特にアラフィー世代になって、結婚式に呼ばれることはぐっと減った反面、葬儀の席に向かうことが増えてきました。
結婚式は事前に招待状が来るので準備も出来ますが、お通夜は本当に突然連絡が入るので、慌ててしまうこともあります。
大変な時に少しでも平常心でいられるように、必要なモノは一緒にまとめて収納しておくことにしました。
おすすめの収納方法に「グルーピング収納」と言う方法があります。これは、使う目的や使う場所によって、必要なものを1つのグループとみなしてまとめて収納する方法です。
1 慶事セット
まずはお祝いの時に必要な用品。
晴れやかな席なので
・明るい色のバック
・ご祝儀袋
・お祝い用の袱紗(ふくさ)
など
お祝いは結婚式だけでなく、創立記念のお祝いや出版記念のお祝いなどに招かれた時にも使うことができますね。
2 弔事セット
・不祝儀袋
・袱紗(ふくさ)
・念珠
・黒いストッキング(新品)
・白いチーフやハンカチ
・黒いチーフやハンカチ
・フットカバーやソックス(黒)
身内の場合はお手伝いもあるので、ストッキングの上から履けるフットカバーがあると便利です。
(夏場は足汗対策、冬場は寒さ対策にもなります。)
3 共通セット
慶事、弔事ともに共通で使えるものです。
・真珠のネックレス
・筆ペン(薄墨つき、二役に使えるもの)
・お札(新券でいくらか。1万8千円(1万円1枚、5千円1枚、千円3枚)用意しておくと便利です。不祝儀の時は一度半分に折って使用してください。)
冠婚葬祭アイテムの収納方法
必要なものを全部入れて、1つの箱に収納します。
共通セットの品(ネックレス、筆ペン)を中心にして、「慶事」と「弔事」を分けて入れておくと分かりやすいです。
皮革製のバッグなどは傷がつかないように、乾燥剤も一緒に入れて布袋に入れておきます。
内袋の折り方
香典袋には、内袋が付いていないものもあります。
封筒で代用も出来ますが、半紙やA4の紙で簡単に作ることができます。内袋をいくつか用意しておくと便利です。
作り方をご紹介しますね。
半紙を斜めに置き、お札は自分に向けて平行に置きます。
この時、肖像画は上にしておきます。
お札の下端にあわせて、折ります。
左側をお札の左端に合わせて折ります。
右側を折ります。
上に向けて一度折ります。
もう一度上に向けて折れば、できあがりです。慶事でも弔事でも折り方は一緒です。
ただし…
折り方は一緒ですが、上下の向きが異なりますので、祝儀袋や不祝儀袋に入れる時に気をつけてくださいね。
私はクローゼットの上の棚に収納をして 急な時でも取り出せるようにしています。
まとめて収納しておくことによって、日々の暮らしと気持ちに少しだけゆとりができるかもしれません。
よろしかったら試してみてください。
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