土鍋 手入れ 目止め
おはようございます。おしゃれな雑貨写真にトライ中! 猫好き&雑貨好きな木下三佳です。猫雑貨を中心としたネットショップ「ラ・シュエット」のオーナーです。

急に寒くなって、ほっこり土鍋料理が恋しくなってきましたね。新品の土鍋は「目止め」といって、使い始める前にちょっとだけ手間をかけてお手入れをしてあげると、永く使えます。

目止めとは、簡単に言えば土鍋の表面のコーティングのこと。今日は片栗粉を使った目止めの方法をお伝えします。土鍋を購入したらやってみてくださいね。

目止めのやり方

STEP1
02
土鍋をよく洗い、外側の水分をよく拭き取ります。
※鍋の側面や底面が濡れたまま火にかけると、破損する恐れがありますので、よく拭き取ってください。


STEP2
03
ボウルにお水と片栗粉を入れて溶かします。

水の量:土鍋の8割程度。
片栗粉の量:水に対して10%位。

※お米のとぎ汁や小麦粉でもできます。また、お粥を焚く方法もありますが、片栗粉が失敗がないと言われています。
※直接土鍋に水を入れてから片栗粉を溶かすと、土鍋が水を先に吸ってしまい、目止めがうまくできないことがありますので、ボウルに溶かします。


STEP3
04
STEP2で作った片栗粉水を土鍋に注いで、弱火にかけます。


STEP4
05
沸騰したら火を止め、冷まします。見た目はさらっとしたお湯ですが、触ってみると、トロっとした片栗粉が糊の役目をして、土鍋を保護してくれます。

※長時間沸騰させる必要はありません。沸騰させすぎるとでんぷん質が焦げ付く場合があります。


STEP5
06
やけどしないくらいの温度まで冷めたら、中身を捨てて、水洗いをし、よく乾燥させます。

これで目止めは終了です。

目止めの作業をすることで、器の表面の目を埋め、水漏れを防ぐのと同時に、ひび割れの予防・におい移りの減少・汚れをしみにくくする効果があります。

1度でうまく目止めができなかった場合は、もう一度やってみるといいようです。

07
大きな土鍋はもちろんですが、一人鍋用の小ぶりサイズもきちんとお手入れをして、おいしい土鍋料理を楽しみましょう。


木下三佳
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