絵本 立春 子ども 子育て
おはようございます。
フォトスタイリストアソシエイションメンバーでお伝えしている、Klastyling「暮らす+スタイリング」を読んでくださりありがとうございます。

本日の担当は、4歳の娘の子育てをしながらフォトスタイリング勉強中の あまだ ちひろです。

もうすぐ立春(2018年の立春は2月4日)ですね。立春とは二十四節気の一番目、暦の上で春のはじまる日のことです。そこで、春のようにあたたかい気持ちになれる、そんな絵本を3冊ご紹介したいと思います。

『えこよみ ecoyomi 07-08』

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最初にご紹介する絵本は『えこよみ』。

『えこよみ』 は、現代風にアレンジしたオリジナル七十二候の絵本です。一般的に知られている「立春」「啓蟄」などといった1年を24分割した暦が二十四節気と言われる暦のほかに、日本には二十四節気をさらに3つに分け1年を72に分割した暦が七十二候という暦があります。

『えこよみ』 は、現代風にアレンジしたオリジナル七十二候の絵本です。優しいイラストと共に72の季節を巡ると最後は寒さ厳しい冬。早く暖かくならないかなぁと、春が待ち遠しくなります。

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えこよみ ecoyomi 07-08』は立春のお話です。現代語での解説とともに、豆知識も紹介されています。お子さんには少し難しいかもしれませんが、イラストを見ているだけでも楽しいと思います。

残念ながら、この絵本は現在手に入りにくくなっていますが、下記より絵本をもとにつくられた動画をみることができますので、ぜひご覧ください。


絵:植田 真
文:加藤 久人
出版社:ブロンズ新社

『フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし』

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2冊目の絵本は『フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし』。

冬に備えて食料を集めるねずみの兄弟たち。でもフレデリックは働かずに『おひさまの ひかり』や『いろ』や『ことば』を集めていました。

寒い冬がやってきて食料も少なくなってきた頃、兄弟たちはたずねました。
「フレデリックが あつめたものは いったい どうなったんだい?」

フレデリックはいいます。
「めを つむって ごらん きみたちに おひさまをあげよう」

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フレデリックの披露する『おひさまの ひかり』に、『いろ』に、『ことば』に、兄弟たちは だんだん暖かくなって…。

寒くて おなかがすいていても 何もなくても 言葉が救ってくれる

フレデリックの詩が素敵な一冊です。

『フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし』
作:レオレオニ
訳:谷川俊太郎
出版社:好学社

『いちごばたけのちいさなおばあさん』

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最後の絵本は『いちごばたけのちいさなおばあさん』です。

いちごがどうやって赤くなるかご存知ですか? 実はいちご畑の地下に住んでいる小さなおばあさんが
1つずつ赤い色を塗っているのです。

いつもより少し早く訪れた春の気配におばあさんは大慌てで準備を始めます。

なんとかいちごに赤い色を付け終わりましたが…。

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ラストでいちごを抱えて寝てしまうおばあさんのイラストが印象的です。おばあさん、お疲れ様です!

『いちごばたけのちいさなおばあさん』
作: わたり むつこ
絵: 中谷 千代子
出版社: 福音館書店

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気になる絵本はありましたか? まだまだ、寒い日が続きます。寒い日は子どもと一緒に絵本を読んで過ごすのもいいものですよ。

絵本にヒントをもらいながら、小さな春の訪れを探してみてはいかがでしょうか?

写真・文
あまだ ちひろ
Instagramchihiro.ao


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