幼稚園でも、小学校でも、中学校でも、体操服が必要になります。

子どもはすぐに身長が伸びてしまうため、「ちょっとでも長い期間はいてほしいな～」と、ジャストサイズでは買わずに少し大きめに買ってしまいますよね～！

我が家も大きめを買ってしまい、裾上げに苦しんでいます(笑）

幼稚園の時はそれほど苦痛に感じなかった裾上げ。

入園の方は写真のように裾から折り曲げると、矢印のように大きく差が出てこないので、裾で丈つめしても問題はあまり無いように思います。

しかし、小学校高学年になってくると、ジャージの裾がシャープにすぼまっている感じで差が大きくなります。折り返して幅の差が1.5cm以上差がある場合は、脇をほどいて調整する必要があるので難しくなります。

また、以前に裾上げしてみたのですが、裾上げした部分に足を引っかけてしまい、糸が切れて穴が開いてしまいました（汗）

そこで今回は「裾上げ」ではなく、「膝部分を丈詰め」をする方法をご紹介します。

ジャージやニット地を縫うには、糸自身が伸びるものが良いと思います。普通糸(スパン）より扱いは難しいかと思いますが、ウーリーロック糸（左）か、レジロン糸（右）のどちらかを使っていただくことをお勧めします♪です。

ちなみに、ウーリーロック糸よりレジロン糸の方が強度はあると思います。

ウーリー糸の際は針に糸を通すのも大変！ 糸通しが必須になります。

STEP１

膝部分を折り曲げて詰めると、ズボンの幅は裾を折り曲げたほど差が出ません。

写真のように外側に折り目が来るように折り曲げます。内側に折り目を作ると、ジャージをはいたり脱いだりする際に折り目が足に引っかかってしまい、ほつれの原因になります。


STEP２

 折り曲げた部分がずれないようにマチ針をします。

サイドにラインがあるジャージは、折り曲げる際にラインをそろえます。ラインがずれると見栄えが悪くなるので要注意です！

矢印のところを表に響かないように縫っていきます。

 できあがりです♪
置いてみると縫い目が目立つようにも思いますが…。

履くと、そこまで目立ちません。

縫い目が気になる方は、「裾にゴムを入れて丈を調節する」方法もあります。

裾にゴムを入れる方法

ひと回りしたゴムをチクチクと手縫いで止めます。










裾のだぼつきが解消されました。履いている娘も違和感ないようです。

裾にゴムを入れる方が良さそうでした♪





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