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窪田千紘とフォトスタイリストアソシエイションメンバーで、毎日の暮らしがHappyになる情報をお伝えしています。

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ベジブーケ 野菜 ベジタブル ブーケ 作り方 簡単
本日の担当は、岐阜でお花と雑貨の店inthefieldの主宰している小倉祐子です。暮らしの中で気軽にお花を楽しむレッスンをしたり、心が豊かになる雑貨や着心地の良いお洋服などご紹介しています。

「ベジブーケ」をご存時ですか?
野菜や果物、ハーブなどをまとめて作られたブーケのことを言い、見る楽しみ、味わう楽しみの両方を叶えてくれます。

ビジュアル的にとても目を引くので、ウェディングシーンでもじわじわと人気が上がっているのだとか。


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ホームパーティーの手土産に持っていけば、会話のきっかけにもなって盛り上がること間違いありませんし、そのまま飾って空間の演出にも一役かってくれそうです。

花屋の店主をしていて普段はお花ばかりを束ねている私ですが、この「ベジブーケ」を今年の「父の日」のプレゼントにしてみようと思い立ち、初挑戦することにしました。

今回はスーパーの野菜売り場で見つけた野菜達が主役です!

ベジブーケの作り方

私がスーパーの野菜売り場でセレクトしたものは、こちらです。こちらの野菜が揃わなくても全然大丈夫です! 臨機応変にセレクトしてみて下さい。また数もその時のブーケの大きさによって変えてみて下さいね。
<用意した野菜>
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・スナップエンドウ 3つ
・アスパラガス 3本
・ブロッコリー 小さくカットした小房を5つ
・新じゃが 2つ
・ラディッシュ 5つ
・ミニトマト 8つ
・にんにく 1つ
・サニーレタス 3~4枚
・パセリ 2~3本

野菜選びのポイント
ポイント1
日持ちしない野菜はNG、常温でも半日程度もつものを選びました。
(葉物は冷蔵庫から出すとしなびやすいので、後ほどご紹介する方法で保水してあげて下さい。葉物を入れるとビジュアルがよりよくなりますし、ごまかしが効きます)
ポイント2
こぶりなものを選ぶとまとめやすいです。大きい野菜はバランスもとりにくいし、重いブーケとなり、束ねている間に腕がだるくなります。今回新じゃがは小さいものを見つけたのでセレクトしてみました。大きいとちょっと大変そうです。
ポイント3
彩りがよいものを選ぶと見た目のきれいさがUPします! ラディッシュがない場合は、パプリカなども良いですね。

<用意するもの>
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・竹串(バーベキュー用の長いものが理想的、私が購入したスーパーには18㎝のものしかなく、2本を継ぎ足して使いました。継ぎ足し方は後述します。ネットで調べていたらホームセンターの方が長いものを売っていると後で知りました。継ぎ足しが面倒な方はホームセンターをチェックしてみて下さい)
・ハサミ(竹串が切れるしっかりしたものと、紙類を切るもの)
・輪ゴム(結構使いますので、多めに用意しておきます)
・セロハンテープ(テープ類なら何でもOKです)
・小さめのビニール袋(葉物の数だけ必要です)
・キッチンペーパー(こちらも葉物の数だけ必要です)
・ラッピングペーパー
・ラフィア(野菜のブーケなので、ざっくりとした雰囲気のものが似合いますがお好みのものでOKです)

<作り方>
見て楽しんだ後に食べるので、鮮度も大切な「ベジブーケ」。
ベジブーケを作る作業は、使用する日の前日か当日、なるべく完成から時間が経たないように心がけて下さい。鮮度も見た目を左右しますのでできるだけ新鮮なうちに渡すのがオススメです。

*以下、作業のテーピングには見た目に解りやすいように白のテープを使っていますが、ご家庭にある透明のセロハンテープでOKです。輪ゴムも解りやすいよう、ブルーのものを使った箇所がありますが、普通の輪ゴムで大丈夫です。

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STEP1
 竹串は30㎝程の長いものが手に入れば良いのですが、長さ15~18㎝のものしか手に入らない場合は2本の竹串を途中で繋いで使います。
STEP2
3㎝ほど重ねた部分をテープでしっかり巻きます。
こちらの竹串は、用意した野菜の数を用意します(アスパラ、葉物など長さのあるものは短い竹串をそのまま使用します)。
STEP3
スナップエンドウは3つを束にして、真ん中辺りをラフィアで巻きこぶ結びします。
STEP4
こぶ結びの反対側から竹串を挿します。

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STEP5
ラディッシュは葉の元の近くから竹串を挿し、竹串と葉を途中1か所テープで巻きます。
STEP6
アスパラガスは3本をテープでしっかりまとめ、竹串を3本の間に下から上に向かって止まる所まで入れます。
STEP7
サニーレタスは葉を横にクルクル巻いて下の部分にキッチンペーパーを巻きます。
(手を離すと巻いたものが戻ってしまうようなら、フリルの下の辺りに輪ゴムを巻くと安定します)
キッチンペーパーを巻いた部分に水を含ませ、小さめのビニール袋を被せます。
STEP8
輪ゴムをビニールの口元付近から ✖ を描くように下方向へ巻きおろし、竹串を輪ゴムとビニール袋の間を通して添えるように付けます。
(小さめのビニールがない場合はラップやアルミホイルで代用することもできますが水を含ませたキッチンペーパーはしっかり絞って下さいね。継ぎ目から水が垂れることもあります)

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STEP9
パセリはレタスと同じように保水し竹串を挿します。
じゃがいもなど大きめで重みのあるものは、竹串を2本差して使うと安定がよくなります。
にんにく、小房に分けたブロッコリー、プチトマトはそのまま竹串を挿します。
(プチトマトはヘタに竹串を挿した方がトマトの汁が垂れにくかったです。)
STEP10
ブーケに組んでいきます。
片方の手でしっかりと握りながら、1本ずつ加えていきます。
STEP11
上から見下ろしながらバランスを見て加えていきます。
少しずつ高低差を付けて、隣同士がぴったりくっついているように入れます。スナップエンドウは他の野菜の上に乗っける感じに入れて下さい。
竹串が見えてしまうと仕上がりが悪いので、気を付けて下さいね!
彩りのよいラディッシュやトマトはあまり端っこにかためないようバランスよく入れていきます。人の視線は赤に集まる傾向がありますので中央よりに多めに入れてみたバランスがよかったです。
STEP12
時々輪ゴムで手元をまとめながら束ねていくと安定してまとめやすかったです。じゃがいもなど重みのあるものを入れ始めるとグラグラしやすいので、輪ゴムをちょこちょこ使いましょう。

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STEP13
ブーケの周りをレタスで囲むようにまとめます。
STEP14
最後の野菜を入れたら握っている部分を輪ゴムでしっかりまとめます。足元の竹串が不揃いになっていると思いますので、ハサミで切ります。
STEP15&16
ラッピングペーパーで包みます。

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STEP17
ラフィアなどでリボン結びします。
STEP18
できあがり!
STEP19
その日のうちに渡せる場合はここまでで終了ですが、渡すのが翌日などになる場合にはビニール袋をすっぽり被せて口元に輪ゴムをかけて冷蔵庫の野菜室へ。
(作る前に場所を空けておかなければいけませんね)
STEP20
うちで作ったものは、冷蔵庫に保存後2日後に取り出してみた所、写真のような感じでまだまだみずみずしい状態でした。


10
お花のブーケもいいですが、たまにはこんな意外性のあるブーケも手土産などに喜ばれるのでは? と思います。
持ち寄りの女子会などでは、途中でブーケの野菜を茹でてバーニャカウダにしたりもいいですよね。

今回ベジブーケを作ってみてコツを掴んだので、父の日当日はお酒とおつまみと一緒にベジブーケを作って届けようと思っています。

少なめの野菜で作るベジブーケも小さくてきっと可愛くなるはず。野菜を揃えるのが大変だったり、ハードルが高い感じがする場合は、まずはミニベジブーケから始めてみて下さいね。
私の試みが皆様の参考になれば嬉しいです。

【参考資料】
野菜のブーケ『ベジブーケ』オフィシャル・サイト
↑第一人者小山美千代さんの著書です。

写真と文
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