おはようございます。Klastyling「暮らす+スタイリング」を読んでくださりありがとうございます。

窪田千紘とフォトスタイリストアソシエイションメンバーで、毎日の暮らしがHappyになる情報をお伝えしています。
★LINEで更新情報が受け取れます★
読者登録よろしくお願いします。


01
本日の担当は、東京・月島で「着付け教室 着物サロン~四季~」を主宰しております、着付師・講師の小川 千裕です

暑い日が続き、夏ももうすぐそこまできていますね。

お祭りに花火大会、屋形船にビアガーデン、楽しい夏のイベントには、お出かけ着として浴衣を楽しまれる方も多いと思います。

せっかく浴衣を着るのならば、よりスタイル良く、キレイに見えるように着こなしたいですよね♪

ただ、浴衣なんて一年に一回着るか着ないかだし、雑誌や動画で着方をチェックして、巻きつけるだけで精一杯!

頑張って着付けたのに、
なんだか垢抜けない・・・?
太って見える・・・?
はだけて見える・・・?

でも何がおかしいのか分からない(汗)

仕事柄、生徒さんや出張着付けのお客様から、そんなお悩みを伺うことがよくあります(笑)

浴衣姿はちょっとした点に気をつけるだけで、格段にスタイルがよくなるんです!!!

難しいことはさておき、今日はより女性らしく、スタイル良くみえる着付けのポイントを3つに絞ってお伝えします。

 
詳細の着付け方については、こちらのサイトや動画で細かく解説していますので、もしよかったらご覧くださいね。
↓ ↓ ↓

 

  まずはビフォー、よくやりがちな、ちょっぴり惜しい浴衣姿(泣)
02
一応巻きつけて着たものの、どうもすっきりしない…。
いや、むしろ太って見える?!

えりも詰まっているので、私の短い首がより短く見えますね(汗)

この着姿、ほんのちょっとのポイントをおさえるだけで、下のようにすっきりシルエットになるんです♪
03
こちらビフォーと全く同じ浴衣と帯。もちろん着ている人も同じですが、全然違う体型に見えませんか?

実は着物の体型カバー力は洋服の比ではありません♪


浴衣の着付けでおさえておきたい大事なポイントはたった3つ!

ポイント1 
うなじは「握りこぶし1個分」あけて女性らしく!
ポイント2
帯の位置を高くして、脚長スレンダーに!
ポイント3
裾つぼまりで着痩せシルエット!

この3つを意識するだけで、格段にスタイルが良く見えるのです♪

それでは細かくその違いと作り方を簡単にご紹介していきますね。

 

重要ポイント1
うなじは「握りこぶし1個分」あけて女性らしく!
04
結構やりがちですが、後ろのうなじの部分は詰まっているけど、前の胸元ははだけている、というパターン。

このようにうなじの部分が詰まっていると…。

女性らしさはおろか「男性」の着方になります!!!

広い背中からにじみ出る男らしさ…。
そしてなんだか猫背にも見えますね(汗)

女性の色気はうなじから!
ここが抜けているだけでも少し涼しいですよ♪

<きれいな抜き衿の作り方>
①衿を作る前に、しっかり背中の布地を後ろに引っ張り、うなじの部分に「握りこぶし」1つ分の空間をあける。
②その空間をキープしたまま、前の衿を喉のくぼみあたりで合わせる。

※前の衿を合わせるときに引っ張りすぎると、またうなじが詰まってしまうので、後の空間を意識しながらそっと前の衿を合わせます。

詳しくはこちらで紹介しております。
↓ ↓ ↓

 

重要ポイント2
帯の位置を高くして、脚長スレンダーにみせよう!
05
こちらを見比べて、左のビフォーの足の短さがお分かりでしょうか(泣)

ビフォーは、体型補正のタオルを入れていないため、帯を締めるとウエストの細い部分に帯が落ちてきています。

よく、「補正のタオルを入れると太って見えそう…」と心配される方もいらっしゃいますが、体の凹凸がある状態で浴衣を巻きつけると、胸が帯の上に乗っかったり、お尻が目立ってしまったり、と逆に太ってみえることもあるのです。

さらに、浴衣にたくさんシワもよってしまいます。

適度な補正で帯の位置を高めにキープして、脚長スレンダーな着姿を目指しましょう。

<脚長スレンダー体型の作り方>
①肌着を着たら、体の凹凸をなくすように、腰とウエスト周り、胸の下などに補正のタオルを入れて寸胴(ずんどう)にします。
②帯を巻く際は、ウエストよりも高め、胸にかかるくらいの位置で締めます。

身長158㎝・普通体型の私は大体3枚のハンドタオルを使っていますが、体型に応じてタオルの枚数を調整してみてくださいね。

詳しくはこちらで紹介しております。
↓ ↓ ↓

 
重要ポイント3
裾つぼまりで着痩せシルエットの完成!
06

裾つぼまりとは、腰から足元にかけて、裾が細くつぼまっていくようにする、という意味があります。

ビフォーでは裾がフレアスカートのように広がっているのに対し、アフターはタイトスカートのように裾がつぼまっています。

裾つぼまりになることによって、すっきりとしたラインが生まれ、着瘦せして見えるのです。

<裾つぼまりの作り方>
①裾の中の方(下前側)の布地をしっかり10~15㎝ほど引き上げる。
②表側の裾の先は5㎝ほど上げる。

そうすることで、裾がきゅっ!とつぼまった着痩せシルエットが出来上がります。

詳しくはこちらで紹介しております。
↓ ↓ ↓


08
今日ご紹介した3つのポイントは、どれもちょっとしたことですが、少し気にするだけで、確実にスタイルアップにつながります。

今年はワンランク上の浴衣姿で、夏のお出かけを楽しんでみてくださいね♪

写真と文
着付け講師・着付師・着物コンサルタント
小川 千裕


 ★あなたも写真をもっと綺麗に撮れるようになりませんか?★
詳しくはこちら フォトスタイリングアソシエイションへ 

top-2kyu
まずは、フォトスタイリスト2級ベーシック講座がおすすめ


insta-logo__170718
インスタグラムでかっこいい写真を撮りたい方はこちらの通信講座がおすすめ

★LINEで更新情報が受け取れます★
読者登録よろしくお願いします。


著:たかはし ようこ 
発行:誠文堂新光社
定価:1,404円 
128P オールカラー




https://travel.rakuten.co.jp/package/