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窪田千紘とフォトスタイリストアソシエイションメンバーで、毎日の暮らしがHappyになる情報をお伝えしています。
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着物の防寒対策について、先日のインナー編に引き続き、今回はアウター編をご紹介していきます。
着物の上に着られるアウターですが、実は色々な種類があります。
和装用をお持ちでない方も、洋服のものを活用できる場合もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね♡
~着物の羽織ものいろいろ~
着物専用の羽織ものといえば、「羽織」と「和装コート」があります。
羽織は洋服に例えると「カーディガンやジャケット」に近い感覚で、和装のコートは「防寒コート」にあたります。
【羽織】
・基本的に羽織はは普段のおしゃれ用として着用する。
(家紋付きや絵羽模様(訪問着のように柄がつながったもの)のものなど礼装に向くものもあります)
・羽織ひも(紐やビーズ、マグネットタイプなど)で前の衿を止める。
・羽織はカーディガンやジャケットといった位置づけのため、室内で着用していてもOK。
【コート】
・前が詰まっていることもあり、羽織よりも比較的暖かい。
・右の写真のような無地感覚のものは、おしゃれ用にも礼装にも調和して便利。
・着物衿コートや四角い衿の道行コートなどが衿型も様々。
・コートは防寒着のため、室内では脱ぐのがマナーとされている。
和装の羽織やコートを持っていなくても大丈夫。
今は洋服とも兼用できるタイプの防寒着もいろいろと出ています。
左は衿周りがゆったりとしたケープコートです。
洋服用のケープやポンチョでも袖を通さないタイプのものは和装のときにも活用できます。
右はニットのショール。洋服用として買ったものを着物にもよく活用しています。
この他、まだコートを着るほどでははい時期の羽織物として一般的な大判ショールも使っています。
ブログでは無印のストールを着物に合わせたコーデを紹介しています。
その日の寒さやTPOに応じて、セレクトしてみてくださいね。
~着物を着たときに冷えるところ~
着物は重ね着をするので体の中心部分は暖かいのですが、はやり露出しているうなじ部分は風に当たって寒いです。
上で紹介した羽織やコート、ショールをを羽織ったら、ファーやマフラーでうなじもしっかり防寒しましょう。
特に初詣など、真冬に長時間外で過ごす場合は首元の防寒をお忘れなく!
右のチェック柄は洋服用のものを着物にも代用していますが、普段のおしゃれ着の着物(紬や小紋)でしたら違和感はありません♪
和装のときに、以外と冷えるのが手元です。
洋服の袖と違い、着物の袖口は広く空いているので、真冬の外出には手袋も必須アイテムです。
こちらも洋服用で、肘のあたりまでの長さのロンググローブを着用しています。
着物の防寒対策をインナー編とアウター編に分けてご紹介しましたが、着物専用の防寒グッズをもっていなくても、使えるアイテムはたくさんあります。
せっかくの楽しい着物のおでかけ。
凍える思いをしたり、風邪をひいたりすることがないよう、しっかり防寒してお出かけくださいね♫
写真と文
着付け講師・着付師・着物コンサルタント
小川千裕
Blog:着物と和の暮らし
Instagram:chihiro_kimonosalon4s
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