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おはようございます。Klastyling「暮らす+スタイリング」を読んでくださりありがとうございます。

窪田千紘とフォトスタイリストアソシエイションメンバーで、毎日の暮らしがHappyになる情報をお伝えしています。

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5月は紫外線が強くなる季節。
また、カラッとした初夏の風は気持ちよいのですが、冬と同じくらい乾燥していると言われています。

初夏は肌にとって過酷な環境で、肌トラブルに悩まれる方も多いのではないでしょうか。

私は肌が敏感で、中学生の頃から肌の乾燥に悩まされ、夏ともなるとひじの内側、ひざの内側がかゆくてただれるほど。

高校2年生になるまで皮膚科の塗り薬を手放せなかったのですが、手作りのレモンローションと出会ってからは、肌の乾燥はなくなりました。

私にはとても合っていたみたいで、かゆみが出たり、ただれることもありませんでした。
愛用している、レモンの皮とホワイトリカー、グリセリンで作ったハンドメイドの化粧水の作り方を紹介しますね。

レモン化粧水の作り方

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【材料】約1.8リットル分
・レモン 2~3個 
 ※黄色い色を濃い目につけたい場合は、3個がおすすめ
・ホワイトリカー35% 1.8リットル 
 ※梅酒などの果実酒を作るお酒で、レモンの成分を抽出する働きがあります。
・グリセリン 50cc 
 ※保湿剤のはたらきをします

1.8リットルというと、すごく多いように感じるかもしれませんが、お風呂上りに全身(顔以外)に使う私が、3カ月ほどで使い切る量です。

海外からの輸入レモンは長期間、船で運ばれてくるため防腐剤が使用されています。防腐剤は日本では食品添加物とされています。

レモン外皮の防腐剤が気になる方は、野菜や果物にも使える食器用洗剤などで洗うことをおすすめします。

またレモンには光毒性があり、皮膚につけた状態で日光に当たると炎症などを起こす場合もあります。
日光に当たる場合は使用を控えた方がいいかもしれません。

 
私の場合は、全身には1日1回、夜のお風呂上りに全身に塗るようにしています。
ハンドクリーム代わりに手にも使うこともありますが、日に当たる時には日焼け止めを塗っています。


用意するもの
・1.8リットルが入る密閉できるガラス瓶
・計量カップ 
 ※注ぎ口があるとボトルに注ぎやすい
・化粧水を入れるプラスチックボトル 
 ※アルコールを入れても大丈夫なもの。うちぶたがあると、使いやすい
・ろうと 
 ※小さめが使いやすい
・まな板 
・ナイフ
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道具は家庭用の漂白剤や熱湯などで消毒し、手作り化粧水を入れる容器は良く洗浄して消毒用エタノール等で消毒してから使用してください。

STEP1
レモンの表面を洗い、水気をしっかり拭き取り、表面の黄色い皮の部分だけをむきます。
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黄色い色を付けるために入れますので、黄色い色が濃い方が良い場合は、3個以上入れてもいいです。
わが家の母が作っていた時は、4~5個ほど入れているときもありました。

たくさん入れるほど、黄色い色が濃くつきますが、私の感覚では使い心地に変化はありません。

 
STEP2
グリセリンを50cc計ります。
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グリセリンは、ひびやあかぎれを防ぐお肌の保湿剤のはたらきをします。
わが家の母は、冬はグリセリンを少し多めに入れて作っていました。

お好みで加減してみて下さい。


STEP3 
ガラス瓶にレモンの皮を入れ、ホワイトリカーを注ぎ入れ、グリセリンを入れます。
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入れる順番に決まりはありません。全て入れたら、軽く振って混ぜます。

今回利用したホワイトリカーの紙パックは1.8リットル入りなので、1本使用しました。

最初に作る際は、少量から試してみて下さいね。
例えば、360ccの化粧水を作る場合の分量は、ホワイトリカー360cc、グリセリン10cc、レモン1~2個となります。


STEP4
冷蔵庫で1~2週間程寝かせ、黄色い色がついてきたら使用できます。
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1~2週間ほどすると、レモンの皮の黄色い色が付きます。
2週間程でレモンの皮は取り出しても大丈夫です。


注ぎ口のある計量カップなどに移し替え、小分けボトルに移します。
ボトルに注ぐ時には、100均に売っている小さなろうとが使いやすいです。
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ボトルに注ぎ終わったら、中ぶたとふたをして完成です。
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小分けしてからも、使うまでは冷蔵庫で保管します。
夏の暑い時には冷蔵庫から出した、冷たいローションを塗るのも気持ちがいいですよ。

 
ラベルには、製造年月日を記入し、早めに使い切るようにしましょう。
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小分けにして常温保存の場合には1カ月ほどで使い切るようにしましょう。
冷蔵庫で保管する場合は、3カ月ほどで使い切るといいです。

鮮度を保つためにも、使うまでは冷蔵庫で保管し、少量ずつ使い切るようにするといいですね。

 

レモンの皮とアルコールで作る化粧水なので、使用される際には、必ずパッチテストをしてくださいね。お肌の弱い方や敏感な方は、少量から試してみることをおすすめします。

私の場合は、顔以外の体に塗っています。市販の化粧水では4~5日使用するとかゆみが出てきてしまうのですが、これだとかゆみもありません。

また、日焼け止めの効果などはないので、日焼け対策には市販の日焼け止めクリームを使用してください。


手作り化粧水は添加物を使わないので、添加物で肌がトラブルになる方にはオススメです。
また、コスパも良く、お風呂上がりにたっぷり使う事ができます。

良かったお試しください。
 

【参考文献】
・日本調理科学会大会研究発表要旨集
 久保 加織, 吉田 愛, 石川 直美, 堀越 昌子

(2019年4月23日)

(2019年4月23日)

(2019年4月23日)

写真と文
ブログライター兼ハンドメイドエプロンショップデザイナー 
羽柴麻衣子

『ヴェッティモン ドゥ シャンブル』


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