00

おはようございます。Klastyling「暮らす+スタイリング」を読んでくださりありがとうございます。

窪田千紘とフォトスタイリストアソシエイションメンバーで、毎日の暮らしがHappyになる情報をお伝えしています。

★LINEで更新情報が受け取れます★
読者登録よろしくお願いします。



本日の担当は、岸和田を中心に活動するユニット「photo labo 関西」です。
メンバーはフォトスタイリングクリエイターの細川恵松井ゆり、そして、フォトスタイスト・フードスタイリストの川崎利栄の3名です。

備えあれば憂いなし。
災害はいつ起きるかわかりません。

photo labo 関西は、防災に関する情報をお届けしてきました。
⇒いざという時に大活躍!オシャレな「風よけ」付きカセットコンロ

⇒防災に役立つ!カセットコンロでご飯を炊く3つの方法 ~パッククッキング・フライパン・お鍋~

全国に防災を学べる施設はたくさんあります。
今日は、防災体験ができる施設では、どのようなことを学べるかをご紹介します。

私たちが訪れたのは、大阪市阿倍野防災センター。
愛称「あべのタスカル」は、助かる力、助ける力を学ぶ事のできる体験型防災施設です。
2019年4月にリニューアルオープンし、更に充実した施設になりました。

入館料は無料で防災について多くの事を学ぶ事ができます(事前に電話予約が必要です)。

いつ起こるかわからない災害に日頃から備えておく必要があると感じ、私たちはあべのタスカルで防災学習をしてきました。

体験できるコースはAコースからEコースがあります。
(コースを選ぶ事はできません)
01

私たちはEコースを体験してきました。


【減災を学ぶ】
ダイニングキッチンを再現した部屋が用意されており、地震が発生してから避難するまでの行動を学びます。
地震が発生してから取らなければいけない行動が多いことに驚きます。

① ガスコンロの火を消す(冬場であればストーブなども)
02

 
②ガスの元栓を閉める
03


③電気のブレーカーを切る
ガスや電気を止めておく事で、火災などの二次災害を防ぐことができます。
ガスの元栓の場所やブレーカーの位置を家族全員が確認しておくことが必要だと実感しました。


【消火を学ぶ】
消火を学ぶ部屋では、初期消火について学びます。
実際の炎は危険なので、映像の火災を消す体験ができます。
まずは、消火器の使い方、構造についての説明を受けます。

消火器の使い方
①ピンを抜く
②ホースを火元に向ける
③レバーをしっかり握って、噴射する

きちんと火元にホースを向けないと、火が広がり「初期消火失敗」と表示されます。
消火器の準備に加え、使い方もしっかり覚えておく必要があると感じました。

04

 
【煙を学ぶ】
煙の中を安全に避難する方法を学びます。

密閉された部屋に煙が充填された瞬間です。
煙は空気より軽いので上にたまり、部屋の中には煙と空気の層ができます。
避難する際は、この層を壊さずに移動をすることが、とても大切です。
05

実際に避難体験が始まると、あっという間に部屋全体が煙で覆われてしまいました。
この煙は人体には無害ですが、吸い込まないようにしっかり口を覆って移動します。

自分が思っているよりも低い姿勢で、あわてず速やかに行動をしなければいけない事がわかりました。

06


今回参加したコースには入っていませんが、災害発生直後の街並みを再現した「がれきの街」を通る事ができます。

07

地震による被害は建物の倒壊、停電、ガス漏れ、火災発生などがあります。
いつまた余震が発生するかもしれない状況で、一瞬の判断が生死を分けることもあります。
がれきの街は暗くても周りをよく見て、あわてず避難しなければいけないことが学べます。

08

 
【震度7体験】
地震再現マシンでは、震度7の揺れを体験できます。

09

地震の映像と共に、震度7の揺れが65秒間も続きます。

手すりを持たないと、とても立っていられない大きな揺れです。
おさまるまでは、全く身動きのとれない状態でした。
09

目の前では、家財道具が全て倒れ、逃げ道が塞がれていく様子が映し出されています。
地震発生後に避難する事を考えると、家具が転倒しないように固定しておく必要がある事もわかりました。

総務省消防庁のHPに「地震による家具の転倒を防ぐには」というページもありますのでご参考に。


コースを通して、防災について、まだまだ知らないことが多いことに驚きました。
実際に災害体験をすることで、いざという時に必ず役立つと感じました。

ひとりだけが学ぶのではなく、家族みんなで学ぶ事で防災意識はより高まるのではないでしょうか。

小さな子どもたちも正しい防災学習ができるようにキッズコーナーがあります。
クイズにチャレンジしたりタッチパネル使った学習は怖がることなく防災や減災を学べます。

あべのタスカルキャラクター「たすけるくん」も学びのお手伝いをしてくれますよ。

10


夏休みの特別企画「キッズ&ユース・ファイアーイベント」を開催
あべのタスカルでは、夏休みの子ども向けイベントを開催するそうです。
予約は不要、参加費は無料です。

開 催 日:令和元年8月6日(火)~12日(月)
開催時間:10:00~16:00 
  (受付は10:00~15:30(最終日は~15:00)

10日(土)、11日(日)及び12日(月)の3日間は本物の消防車が来て、記念写真撮影もできるそうですよ♪

詳しくは、イベントページでご確認ください。

⇒あべのタスカル イベントあんない


最近では多くの災害に、各自で備える事が必要だと感じる機会が増えてきています。
関西でも東南海・南海地震の発生が危惧されています。

まずは、自分の命は自分で守る、そして助けられる人から助ける人へ。

大阪「あべのタスカル」は申し込みが必要ですが、どなたでも防災体験(学習)をすることができます。

自身を守るため、そして大切な人を守るためにも、夏休みに防災について学んでみませんか?

大阪市立阿倍野防災センター
愛称 あべのタスカル
電話:06-6643-1031(電話受付:午後5時45分まで)
開館時間:午前10時〜午後6時
休館日:水曜日・毎月最終木曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月28日〜1月4日)
http://www.abeno-bosai-c.city.osaka.jp/tasukaru/


その他全国の防災体験施設はこちら


福岡市民防災センター

全国の防災体験館・防災センターはこちらからも検索できます。
 
施設の情報は変更になっている場合があります。
HPなどで最新情報を確認の上お出かけください。

11

火災が起こったときにはいち早く消火活動をする必要があります。
でも、赤い消火器がインテリアになじまないという理由ですぐ手に届くところに置いていないという方は多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する消火器はインテリアになじむシンプルなもの。
この消火器なら、すぐ手に届くところに置くとこができそうです。
防災グッズにいかがでしょうか。

住宅用消火器「+maffs」
12


13
 
今日も素敵な1日をお過ごしください。

写真と文 
photo labo 関西
文・撮影 細川恵 松井ゆり
監修 川崎利栄

Instagram@yuri.indigo

フォトスタイリスト、フードスタイリストの川崎利栄「リエせんせい」
Instagramrie_foodstyle

★アウトドアや災害時に役立つアイテム★
キャンプやBBQに便利! 新聞紙で作る簡単ゴミ箱
軽量&コンパクト!災害やアウトドアに使える「エスビット ポケットストーブ」 
超簡単!ワイヤー1本で作る屋外用蚊取り線香入れ 前編 置き型タイプ

★あなたも写真をもっと綺麗に撮れるようになりませんか?★
詳しくはこちら フォトスタイリングアソシエイションへ 

top-2kyu
まずは、フォトスタイリスト2級ベーシック講座がおすすめ


insta-logo__170718
インスタグラムでかっこいい写真を撮りたい方はこちらの通信講座がおすすめ

★LINEで更新情報が受け取れます★
読者登録よろしくお願いします。







著:たかはし ようこ 
発行:誠文堂新光社
定価:1,404円 
128P オールカラー




https://travel.rakuten.co.jp/package/