本日の担当は、半径三メートルの幸せを写真で伝える 三条みさです。
来年の東京オリンピックまで、あと1年きりましたね。オリンピックのチケットはゲットされましたか?
私は全部はずれてしまいました…。
先日、メダルのデザインが発表されました。それと同時に入賞者に渡される賞状が伝統の手法、手漉きで作られる美濃和紙に決まりました。
賞状は1位から8位までの入賞された方へ予備も含めて、約1万7600枚も用意されるようです。
賞状は1300年の歴史を誇り、2014年にはユネスコの無形文化遺産に登録されている美濃和紙で作られるとのこと。日本が誇る素晴らしい和紙が、各国の入賞者をより称えてくれるのでしょう!
子どもたちにも、また違ったオリンピックとして身近に感じられるように、岐阜県にある美濃和紙の里会館で手漉き和紙の体験にいってきました。
美濃和紙の里会館は、東海北陸自動車道「美濃IC」から15キロ、車で約20分ほどの自然豊かな板取川沿いにあります。
美濃和紙の里会館HP
美濃和紙の里会館では、職人さんが作る和紙よりも小さいサイズですが、本格的な道具、素材を使って、本物の和紙を漉くことができるんです。
地下にあるワークショップルームの前に、体験できる和紙の見本があります。
※入館料の他に体験料が必要です。
●美濃判コース
●落水紙コース
●はがきコース
(各500円 予約なしで体験できます)
●賞状作成コース
(700円 要予約)
わが家は美濃判コースと落水紙コースを体験しました。
水をすくって、一気に流して漉いてきます。
和紙として漉けるようにされた楮(こうぞ)です。もちもちしています。
これらをよーく混ぜて教えてもらったように漉いていきます。
美濃和紙は漉くときに縦横に動かすので丈夫な紙になるそうです。
漉いたら枠に紙を移してもらいます。
美濃版コースは紅葉の押し葉を配置していきます。
落水紙コースは紙の模様を選び、その名の通り水を上から落とします。
係りの方に薄く漉いた紙をのせてきれいにしてもらい、脱水していきます。下から掃除機のようなもので水分を吸い取っていきます。
少しづつ手前に引いていくと水分が吸い取られて和紙が白くなっていきます。
こちらの鉄板の中にはお湯が入っているそうです。完全に乾くまで和紙を貼って乾燥させます。
乾燥するまで15分ほどかかるので、その間に1階と2階の展示を見ました。
入賞するともらえる賞状に使う和紙を身近に感じられたことで、違った視点でもオリンピックが楽しめそうです!
●美濃和紙の里会館●
〒501-3788
岐阜県美濃市蕨生1851番地3
電話 0575-34-8111
休館日 火曜、祝日の次の日
入館料 大人500円 小中学生 200円
写真と文
三条みさ
Instagram:awa853
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