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おはようございます。Klastyling「暮らす+スタイリング」を読んでくださりありがとうございます。

窪田千紘とフォトスタイリストアソシエイションメンバーで、毎日の暮らしがHappyになる情報をお伝えしています。

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2月20日、川崎利栄さん初著書『フライパンで3品同時に作れる魔法のレシピ! 朝8分ほったらかし弁当』が発売されました。

ほったらかし弁当とは、クッキングシートに包んだ食材をフライパンに入れ、ふたをして火にかけたら8分ほったらかすだけで3品できるというもの。

 

 GR20A2117カバー帯


 

みなさまのおかげで、Amazonのお弁当本ランキングで5位(2020年2月27日14:30)になり、嬉しい感想がたくさん届いています。


スクリーンショット (244)


Amazonレビューより
「クッキングシートに包み8分蒸すだけなんて本当に魔法のレシピです!
お料理が得意ではないのですがこれならできるかも!と思いました。」


「お肉も野菜も同時に蒸して大丈夫かな?と半信半疑でしたが、
お野菜が丁度良い硬さに蒸しあがっていて驚きました。
しかも茹でたり、レンジでチンするよりも甘くて美味しかったです。」

「火加減の調節もいらず、同時に3品出来て、美味しくてヘルシー!
彩りがきれいでバランスの良いレシピがたくさん載っているので、
お弁当はもちろん普段の夕飯にもぜひ活用したいです。」


スクリーンショット (219)
『フライパン1つで3品同時調理! 朝8分ほったらかし弁当』より


本日は、川崎利栄さんに『ほったらかし弁当』が、どのように生まれたのか伺いました。
書籍化を実現するまでの制作裏話をご紹介します。 

◆ご自身の自己紹介をお願いします。
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フードスタイリスト、フォトスタイリストです。
大阪・岸和田在住で、旦那さんと男の子3人(22歳・20歳・15歳)、旦那さんの両親の7人家族です。今では私の両親も岸和田に越してきたので、旅行や外食も9人で仲良く出かけることが多いです。

岸和田にあるキッチンスタジオを中心に企業のレシピ考案・HP制作、販促物制作、パッケージなどのフードスタイリング、書籍のフードスタイリングを手がけています。

<川崎さんがフードスタイリングを担当した書籍>
たっきーママ
レシピブログ
井上かなえ2


◆料理を始めたきっかけは?
初めて作った肉じゃがは味にうるさい父(祖父は元コック)に教わりましたが、母が不在時にたまに作る程度で、決してマメな料理好きではなく、どちらかというと面倒くさがりなタイプでした。

料理をきちんと始めたのは結婚後で、必要にかられて料理教室で習ったりもしました。


◆料理に関わる仕事をするまでの経歴を教えてください。
短大の幼児教育科を卒業後、フリーターとして少し働き、22歳で4つ上の夫と結婚しました。
当時は保育士を目指していたわけではなく、特にやりたいことがなかったんです。

夫の家業である170年以上続く岸和田で唯一の染物屋 『紺善(こんぜん)』 の若女将となり、だんじり祭りのはっぴやたすき、のれん、のぼり、旗などを製作するお店の事務を手伝い始めました。

知人がいない環境で3人を子育てするのに必死でしたが、「岸和田という町をもっと知りたい」という思いから、ボランティア活動に参加する中でカメラ好きなおじさんたちと仲良くなり、写真に興味を持つようになりました。

その後、フードコーディネーター専門学校で講師の手伝いをしながらメニュー開発や店舗立ち上げに携わり、ただ料理を作るだけでなく、見た目の美しさや情報発信のノウハウも必要だと感じていた39歳の頃、『料理・スイーツの撮り方基本BOOK』という本を見て南都礼子先生の料理写真に魅了され、スタイリングから撮影までを自分で手がける「フォトスタイリング」の存在を知りました。

フォトスタイリングの素晴らしさに触れ、最初に大阪はヤノミサエ先生の教室に通い、その後東京のレッスンも毎月通うようになり、憧れのフォトスタイリストとなりました。

同じ頃、人気レシピサイト「Nadia(ナディア)」にも料理写真を投稿し始めました。
やがて、お弁当を5000個以上作ってきた実績と料理写真が評価されて、「Nadia Artist」として契約しました。


【フォトスタイリングを習う前の写真】
collage



◆書籍化プロジェクトで苦労した点はありますか?
書籍化プロフェクトは、本部からお声がけいただいて参加することになりました。
参加がほかの人より遅かったため、コンテンツの数がとても少なく、企画を考えてプレゼン資料を作るまでが大変でした。

もともとフライパン料理は得意だったのですが、フライパンを使ったレシピ本はたくさん出ています。既存のレシピ本と差別化した、多くの人に役立つ企画を考えるのに苦労しました。

スクリーンショット (222)
『フライパン1つで3品同時調理! 朝8分ほったらかし弁当』より


◆ほったらかし弁当の企画を思いついたきっかけは?
毎日、お弁当を作っていて、朝の忙しい時間を有効に使える方法はないかと思っていました。
今までの同時調理だと、何品かを同時に作ることはできても、その間は他のことができずにコンロの前にいなければなりません。

せっかちな性格なので、「お弁当を作りながら他の用事もしたい」「おかずが一度に仕上がればいいのに」.…と、いつも考えていました。

たまたまテレビで温泉の「地獄蒸し」を観て、「フライパンとクッキングシートを使えば、家庭でも地獄蒸しが再現できるかも!」と、包み蒸しで作るお弁当を思いつきました。

スクリーンショット (223)
『フライパン1つで3品同時調理! 朝8分ほったらかし弁当』より

◆プレゼン大会の後、出版社からどのような反応がありましたか?
2社からお声がけをいただき、プレゼンが上手と褒められました(笑)

普段は裏方の仕事なので、人前で話をすることが大の苦手でしたが、photo labo 関西のメンバーがプレゼンの練習に付き合ってくれ、何度も何度も練習をしたんです。

そのおかげで、当日は資料を見ることなく、出版社さんのお顔を見ながらプレゼンすることができました。
自分のことのように一生懸命になってくれるメンバーには、本当に感謝しています。

スクリーンショット (217)


◆ご自身の本の出版が決まった時の感想を教えてください。
フードスタイリストとして書籍撮影の現場を体験し、著者の大変さを知っていたので、驚きと同時に「大変なことになった!」と思いました。


スクリーンショット (224)
『フライパン1つで3品同時調理! 朝8分ほったらかし弁当』より


◆本作りで苦労したこと・大変だったことは?
書籍の企画に合わせて、すべての写真を撮り下ろしたことです。

撮影はカメラマンに依頼せず、自分で撮ると決めていたので、作って盛り付けて撮影してと、コツコツと積み上げました。

完成した料理を撮るだけではなく、小物や工程写真、扉、表紙に至るまで、本当にたくさんの撮影をしました。

撮影が終わっても、画像を印刷用に加工したり、原稿チェックなど、とにかく作業が山積みでした。
WEBと紙媒体との違いについて、担当編集者の方から学びました。

h表紙撮影


◆どんな人に手に取ってもらいたいですか?
料理が苦手な方。
忙しい毎日を過ごしている方ですね。

フライパンとクッキングシートの同時調理で、お弁当作りが少しでも楽に感じてもらえたら嬉しいです。

ほったらかし弁当BEST10の第5位の鮭の照り煮弁当の作り方を動画で紹介しています。
↓ ↓ ↓




◆今後やってみたい目標があれば教えてください。
片田舎に暮らし、特別なキャリアもなく、独学で料理を勉強しただけの人見知りで平凡な主婦だった私が、40歳を前にプロとして料理や写真に関わり、自分のレシピ本まで出版できたのは、本当に夢のようです。

今までと変わりなく、地道に活動をしていきながら、技術の向上に努めたいと思います。

hほったらかし

◆出版社の担当編集さんに出版を決めた理由をお聞きしました。
プレゼンで、いちばんテーマが新鮮で面白いと感じた企画が「ほったらかし弁当」でした。
センスの良さや写真の見映えはもちろん必要ですが、書籍化を目指すのであれば、そのアイディアがどれだけ実生活で役立ったり、楽しませてくれるかが重要です。

写真がきれいなだけでは、 読者はお金を払ってまで本を手に入れようとは思いません。
「自分にもできそう」「やってみたい」「誰かに教えたい」という共感が、何より大切です。
そういう意味で、川崎さんの 「ほったらかし弁当」には新鮮味とリアリティーがあり、このアイディアを知ったら、たくさんの人が喜ぶだろうなと感じました。

私自身も、フライパンに水を入れる「包み蒸し」という調理法は初めて試したのですが、火にかけてほっとくだけのラクさと、しっとり蒸し上がった素材のおいしさに二度びっくり!
自分でやってみると、いかに画期的で効率のいい調理法か分かりました。
お弁当だけでなく、複数のおかずを少量作りたいときにもすごく便利です。
毎日忙しくて料理がシンドイという方、ぜひ試してみてください。

 

家族のため、健康や節約のため、毎朝お弁当を作っている人はたくさんいると思います。
バランスの良いお弁当が簡単に作れる「ほったらかし弁当」は、忙しい朝を有効に使える大発明です。

ぜひ、お手に取ってみてくださいね。

 

  
 

 川崎 利栄さん

スクリーンショット (229)
フードスタイリスト/フォトスタイリスト。
大阪・岸和田で170 年以上続く染物屋に嫁ぎ、夫と3人の息子、夫の両親の大家族7人で暮らす。料理の仕事をするなか、スタイリングや写真の美しさの必要性を感じてフォトスタイリングジャパンで学び、フォトスタイリストとなる。家族のためにお弁当を5000 個以上作ってきた実績と料理写真が評価され、レシピサイトNadiaのNadia Artistとして企業のレシピコンテンツに多数携わる。販促物などの制作のほか、関西在住のトップブロガーらの書籍でスタイリングを手がける。レシピ制作、スタイリング、撮影をこなすマルチな活動をしている。
◆ブログ フライパンとクッキングシートで「ほったらかし弁当」と簡単おうちごはん
◆インスタグラム @rie_foodstyle


★書籍化プロジェクトで夢を実現した著者の本★

 

 

 

 

 

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