◆◆◆ 古くは万葉集にも詠まれた秋色紫陽花
◆◆◆ 藤原定家も遅咲き紫陽花を和歌の題材に
◆◆◆ 日本からヨーロッパに、そして西洋紫陽花として親しまれて
藤原定家の和歌にも詠まれた秋色紫陽花
紫陽花は日本に古くからあり、万葉集に二首詠まれています。
その後はあまり歌われていないそうですが、
平安時代末期から鎌倉時代になると、
しばしば登場してくるようです。
その後はあまり歌われていないそうですが、
平安時代末期から鎌倉時代になると、
しばしば登場してくるようです。
新古今和歌集の撰者の一人で
「小倉百人一首」の撰者である藤原定家も、
いくつか紫陽花の歌を残しています。
その中で、
あぢさゐのしほれてのちに咲く花の
ただ一枝は秋の風まで
これは遅咲きの紫陽花を詠んだ歌です。
藤原定家も、色付きの変化した秋色紫陽花に目が留まったようです。
日本からヨーロッパ、再び日本へ—長く旅して親しまれ続ける紫陽花
日本原産の紫陽花は、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、タマアジサイ。
この紫陽花がヨーロッパに渡り、品種改良されて戻ってきました。
今では、西洋アジサイとして日本で親しまれています。
Part1では、紫陽花の選定の仕方・ポイント、
選定した花をドライフラワーにする楽しみ方も紹介しています。
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フォトスタイリング&撮影
フラワーデザイナー 海野美規
http://petitsalonmilou.net/