◆◆◆ カラー軍手でうさぎの人形を作る

◆◆◆ 軍手のニット素材は優秀素材!

◆◆◆ 残った材料で杵・臼・お団子などなど小物作り



9月はお月見の季節。
月にいるお餅つきにはげむ
うさぎたち・・・

そんなお月見のイメージにヒントを得て、餅つきうさぎの人形を作ってみました。

材料は、「カラー軍手」。
最近は色とりどりのきれいな軍手が市販されていて、金額も1組100円前後とお手頃です。

軍手の伸び縮みするニット素材は縫い目のアラを隠してくれる上、綿を詰めるのも楽ちんです。
手触りがよいので、ふんわりかわいいうさぎさんに仕上がります。

手足や耳は軍手の指部分をつかっているので、
縫う手間が少なく、簡単にかわいいパーツのできあがりです。

材料

●うさぎ
白軍手・・・・・・・・・・・1組
手芸用の綿
ビー玉・・・3つくらい(重りになるものならなんでも)
目玉用黒ビーズ・・・・・・・・・・2個

●臼と杵
  黄色軍手・・・・・片手
  白軍手・・・・・片手
  厚紙
  針金

●お団子
  ピンク軍手(指先)
  白軍手(指先)
  黄色軍手(指先)
  針金
  ガムテープ

●型紙ダウンロードはこちら

「餅つきうさぎ」の作り方

【頭の作り方】

  • 中指 人差し指を上から4cmのところでぐし縫いします。
  • ぐし縫いした指をたたんで内側に入れて、余分なところを切り落とします。
  • 裏表にひっくりかえして型紙をあてて、線を引き、
    首部分を残して縫います。
  • 表に返して首部分から綿をつめて、
    縫い縮めます。
  • 黒ビーズを縫い付けて目にします。
  • 裏表にひっくりかえして型紙をあてて、線を引き、首部分を残して縫います。
【体の作り方】

  • 軍手を中表にひっくり返して型紙を当てて線を引きます。
  • 図の部分を縫って、余分な部分を切り落とします。
  • たたみ方を変えて、底部分を縫います。
  • 首から綿をつめます。この時重りになるものを一緒にを入れると、人形をたたせることができます。今回はビー玉を入れました。
  • 首部分を縫い縮めます。
  • 余った指先で手足を作ります。
  • 指先に綿を入れてしっぽをつくります。

残った材料で小物が作れる

ゴミにしてしまう様な切れ端を
木工用ボンドで固めながら丸めると、
お団子のできあがり。

ガムテープを巻いて茶色くした
ワイヤーを刺して
ウサギに持たせてみました。


厚紙をまるめてホッチキスで留めて筒状にしたものに、
黄色い軍手の手首部分をかぶせただけで臼になったり、
切り落とした指先部分が杵になったりと、
工夫次第で小物もいろいろ作れます。

お月見にかわいいうさぎの人形があれば、
きっと子どもたちも喜んでくれるでしょう。

フォトスタイリング&撮影
小物作家 井上ひとみ
http://ameblo.jp/etreunchou/