お花屋さんの店先に
春のお花がたくさん並ぶようになりました。
まだまだ寒さが厳しいころだけど
お部屋のなかで一足早い春を楽しんでしまいましょう。
花たちのフレッシュな色彩はお部屋の空気まで元気にしてくれるよう。
お花の色とコーディネートした 花柄のクロスを使ったら
花とインテリアがシンクロして もっと春らしさが広がりました。

２種類のチューリップを合わせたブーケをつくりましょう。
やわらかなオレンジ色は「アプリコット・ビューティー」元気な赤は「イルデフランス」という名前です。チューリップの色が引き立つようにアメジストセージの葉も少し添えましょう。
花首を揃えて小さなブーケにしてから花器に入れます。小さな束にしたほうがまとめやすいですよ。
クロスは花と同色の赤＆オレンジの小花柄を選びました。

クロスをテーブルに広げて、
お茶の時間のセッティング。
花と同色にすることで
アレンジとの相性も良くなって
全体がすっきり洗練された雰囲気に。

小さなナフキンを使うのもおすすめ。
４枚組みのナフキンを使って、
いつもの鉢ポットを花柄にしてしまいましょう。
完成品だから縫う必要もなくて、とってもお手軽。

作り方は簡単！

鉢ポットの大きさに合わせてナフキンを折り、巻いていきます。
最後のところはまち針で留めます。
止め方にも工夫して、ボタンのように一列に並べてみました。
ムスカリの鉢植えを入れます。
シンプルな鉢ポットが、これだけで春バージョンに。

花を飾る棚の上にも、ナフキンを敷いてみましょう。
いつもの棚が別の表情に変わります。

鉢ポットとお揃いで、春らしさも広がります。この時期、いち早くお店に並ぶのが球根の花。
ヒヤシンスやクロッカスなど春を告げる愛らしい花たちです。
気に入った色のお花を見つけたら、数本買ってきましょう。

お部屋のあちらこちらに飾っても素敵ですし棚など一箇所に、一同に集めてみるのも楽しい。大きな花器にまとめずにそれぞれ小さな花器に入れておけば、飾る場所も、飾り方も、その日によって選べます。

ここで飾ったお花は、オレンジ色のチューリップ「バレリーナ」。
ユリのようにすっとした花姿が魅力。
その名のようにシルエットがとても美しい品種です。

そして、本来の開花時期よりも早く登場した、切花のヒアシンス。
鮮やかな黄色とすばらしい香りが楽しめます。

鉢植えのお花はムスカリ。
お部屋の中は暖かいので、驚くほど早く成長します。
あっという間に花芽が伸びて、かわいい花が咲きました。

花のかたちが個性的な黄色のチューリップは
「スプリングゴールド」という品種。
日持ちするので、短くカットして最後まで楽しみます。

花柄＋花で、うきうき感がぐんとアップするような気がしませんか？
一足も二足も早い春を、ぜひ楽しんでみてくださいね！

フォトスタイリング＆撮影　フラワーデザイナー　海野美規
http://petitsalonmilou.net/