◆◆◆買ったときは硬い蕾だったヒヤシンス
◆◆◆満開になるとちょっぴり扱いにくくて・・・
◆◆◆そんな時の生け方アイディアです
ヒアシンスは春を告げる球根の花。その名の由来は、ギリシャ神話の美少年「ヒュアキントス」からきているそうです。
和名では「風信子」といって、
香りが風にのって運ばれる様子を
いい表しているのだとか。
ヒアシンスの香りは、まさに春の香り。
下から上へ、だんだん花をほころばせながら「ねえ、春ですよ」と教えてくれるのです。
そうして満開になると、あらら?
やわらかい茎ゆえに、
頭が重いと扱いにくくきます。
時には花の重さに耐えきれず
ぽきん、と、茎が折れてしまうことも。
そこで、思い切って
短くカットしてしまいしょう。
短くカットしてしまいしょう。
葉っぱも合わせて、やさしく結びます。
ラフィアや麻ひもなどを使うといいですね。
器は、直径は花径とちょうど合うもので、
高さはカットしたヒアシンスと同じくらいのものを。
そうすればオアシスや剣山のような
花留めを使わなくても、
ぐらぐら動かずしっかり安定します。
ガラスの器なら側面もきれいです。
こちらガラスの器は、
満開のヒアシンス2輪を入れてぴったり。
お水は少量で大丈夫です。
多いと、かえって茎が弱くなり、
水がにごります。
お水を取り替えるごとに切り戻しをすると、茎を清潔に新鮮に保てます。
お水をこまめに取り替えて、切り花のヒアシンスを長く楽しみたいですね。
スタイリング&撮影
フラワーデザイナー 海野美規
http://petitsalonmilou.net/