◆◆◆今がおいしいかぼちゃを生かした
◆◆◆マクロビオティック仕様のパイ
◆◆◆ころんとしたカタチがキュートです

夏に収穫されるかぼちゃは、貯蔵によって甘味が増してきます。
収穫後、約1ヶ月頃が糖化のピーク。
つまり今がちょうど美味しい、食べ頃なのです。

カロテンなど栄養豊富で甘いかぼちゃはスイーツにもぴったり。
自然な甘さを生かしてパイ生地にもかぼちゃあんにも、バターなどの乳製品や
砂糖を使わないマクロビオティック仕様のパイにしてみました。

これなら、アレルギーのあるお子さんでも大丈夫。
ころんとかわいいかぼちゃのカタチヘルシー&低カロリーなうえ
作り方も、後片付けも簡単にしてみました。

レシピ

【材料】

<かぼちゃあん>
 かぼちゃ(正味)・・・150g
 塩・・・・・・・・・・少々
 メープルシロップ・・・大1~
 (かぼちゃの甘さによって加減する)

<パイ生地>
 薄力全粒粉・・・・・70g
 地粉・・・・・・・・75g
 塩・・・・・・・・・1g
 菜種油・・・・・・・45cc
 メープルシロップ・・15っc
 豆乳・・・・・・・・30cc~

 <その他>
 アプリコットジャム
 メープルシロップ   適宜

【作り方】

◆かぼちゃあんを作る
1.かぼちゃは2~3cmの大きさにカットし、塩少々をまぶして
蒸し器で柔らかくなるまで蒸します(約15~20分)

2.1が熱いうちに皮を除いてマッシュし、塩、メープルシロップを加え
滑らかになるまでよく混ぜます(甘味の量は、かぼちゃの状態によって加減してください)
あんが柔らかすぎる場合は、フライパンなどで加熱し、水分をとばします。

3.あんを5つに分けて丸めておきます(ひとつの大きさは約30g程度)

◆タルト生地を作って仕上げる
1.全粒粉と地粉、塩をボウルに合わせて泡立て器で混ぜ、菜種油を加えて
フォークなどで混ぜます。次に両手でこすり合わせて細かい粒状にし、
メープルシロップと豆乳を合わせたものを加え、捏ねないようにひとつにまとめます。

2.まな板や台に1を置いて、めん棒で4~5mmの厚さに均等に伸ばします。

3.直径9~10cmの大きさの丸い抜き型で、生地を抜きます。
(または、2のめん棒でのばす前に生地を5等分して丸め、それぞれ丸くのばしてもOK)

4.丸く抜いた生地にかぼちゃあんをのせて、ふちを薄くのばしながら閉じて、
おまんじゅうのように丸く形作ります。

5.竹串などでかぼちゃの皮に見立てた筋をしっかり付け、
トップにかぼちゃの種を押し込みます。

6.5を天板にのせ、つや出しにメープルシロップを刷毛で塗り、
180℃に予熱したオーブンで約20分~25分焼きます。


7. 6を取り出し、好みで
アプリコットジャム、
又はメープルシロップを
もう一度塗ってつやを出して
できあがり。

作るのも食べるのも
楽しいかぼちゃパイ。

お子さんとご一緒に
作ってみてはいかがですか?

フォトスタイリング&撮影

マクロビオティックと雑穀の料理教室Chimney主宰 大国昌子
HP:http://mmchimney.p1.bindsite.jp/>


ブログ:http://ameblo.jp/chimney625/