◆◆◆冬の訪れる前に次の春を思って
◆◆◆晩秋の今が庭仕事のがんばり時
◆◆◆球根に楽しみをたくしながら

 

春の早い時期に咲く花には球根のものが少なくありません。気温が下がり寒くなったころが
ちょうど球根を植えつける時期。
来年の春になったら
また、きれいな庭を楽しめるように。
本格的な冬が訪れる直前、
晩秋の今が、庭仕事の頑張り時です。
秋の庭仕事~来年の春のために~
球根には、ダリアやアマリリスなどの春植え球根
彼岸花などの夏植え球根、
そして、チューリップやヒヤシンスなどの秋植え球根があります。
今年植えるのは
チューリップ、スイセン、クロッカス、ヒアシンス。
去年掘り起こして保管していたものもあれば、
今年新しく購入したものもあります。
ムスカリは、掘り起こさず、
そのまま土の中で過ごしても、
どんどん増えてくれます。
一度植えておくと、手間いらず。
毎年必ず花を咲かせてくれるんですよ。
球根の間に、ビオラの苗も植えましょう。
球根の花が咲くまでの期間、ビオラが庭を賑やかにしてくれます。
それに、いざ春になって
球根の花達も花を付けたら、
ビオラとチューリップなどの花との
コラボーレーションが楽しめます。
ビオラは寒さに強く
来年の5月ごろまで長く咲きます。
土を耕します。腐葉土を混ぜて、10cmくらいの深さに掘りましょう。掘り起こさずそのまま残っていた
以前の球根もゴロゴロしています。
すでに芽を出しているものもあるので、気をつけながら。
さて、どこに何を植えるかを考えましょう。
成長したところを想像して、高さ、色、種類などを決めていきます。
できるだけ立体的になるようにしていきますが、
あまり考えすぎず、春に咲いた時を楽しみに。
あとは出たとこ勝負です。
植え終わったら水をたっぷりとかけましょう。
そして、誤って踏んでしまったり鉢などを置いてしまわないように、
植えた球根の目印を付けておきます。
球根を植えるタイミングは、
肌寒くなった15度前後くらいの頃。
球根はしっかり寒さを体験しないと、良い芽がでません。
そのため温暖な地方では、
球根を冷蔵庫に数週間入れてから植えると良いのだとか。春にきれいな花を咲かせるために、
これからの数ヶ月間
土の中でじっと寒さに耐える球根。あとは応援するだけです!!
スタイリング&撮影フラワー&フォトスタイリスト海野美規
http://petitsalonmilou.net/