◆◆◆こっくり豆乳ベースの
◆◆◆ひと味変わったシンプルなお鍋
◆◆◆引き上げ湯葉も楽しめます


2月は1年で最も寒い時期。
毎日寒い日が続きますからお鍋をすることも多いのでは?
鍋料理は手軽ですが、ついワンパターンになってしまいがち・・・。
そこで、時には豆乳を使ってひと味変わったシンプルなお鍋はいかがでしょう。
最初に豆乳だけで温めれば引き上げ湯葉も楽しめてしまいます。
そのあとで、だし汁や調味料を加えてお野菜を煮て食べられるという
1回で2度おいしいお鍋です。
お好みで豆腐や白身魚を加えてもいいのですが豆乳にまろやかなコクがあるので野菜だけでも十分おいしくいただけます。

レシピ

【材料 3~4人分】

・にんじん・・・・・・・1本
・水菜・・・・・・・・・1/2束
・しめじ・・・・・・・・1パック
・えのきだけ・・・・・・1袋
・ネギ・・・・・・・・・3本
・カブ・・・・・・・・・3個
・ちくわぶ又は生麩・・・1本
・豆乳(無調整)・・・・800cc
・だし汁・・・・・・・・400cc
・酒・・・・・・・・・・大さじ2
・みりん・・・・・・・・大さじ2
・味噌・・・・・・・・・大さじ3
・塩・・・・・・・・・・少々
・醤油・・・・・・・・・大さじ1/2

その他
・醤油・わさびなど適宜

【作り方】


1.にんじんはピーラーで薄切りに、水菜はざく切りにします。しめじ、えのきだけは石づきをカットして、食べやすくほぐします。ネギは、斜め薄切りにします。
2.ちくわぶ又は生麩は、一口大に切ります。


3.鍋に豆乳と塩少々を入れて弱火にかけ、ふつふつとして来て表面に膜が張って来たら引き上げて、醤油で頂きます。(お好みでわさびを添えても)


4.ひとしきり引き上げ湯葉を楽しんだら、調味料全てを加えて温めて、野菜を入れて煮ます。

【ポイント】

引き上げ湯葉は急がずじっくり膜が張るまで待った方が、しっかりした湯葉ができて美味しいです。(また、表面積の大きな鍋の方が一度に大きくできます。)
にんじんはピーラーで薄く切ることで、火が通りやすくなります。
豆乳鍋は、あまり強い火で長くグツグツ煮ると、だんだん分離が進んでしまうので、適度な火加減で火の通りやすい材料を使うといいです。
引き上げ湯葉を何度も楽しんで豆乳がなくなって来てしまったら、野菜と一緒に煮る時に豆乳を適量足してください。
野菜は、お好みで他にも大根(これもピーラーで薄切りにします)、白菜などを加えても美味しいです。
豆乳鍋が余ったら、ご飯を入れてリゾットやドリア風にするのもおすすめ。

フォトスタイリング&撮影
マクロビオティックと雑穀の料理教室Chimney主宰 大国昌子