「山吹色」といえば、橙色に近い
鮮やかな濃い黄色です。
山吹の花は今がちょうど見頃。
公園などでも見かけるし
野山では自生の山吹が
春風に揺れています。
そよそよと心地よい風に
ゆらゆら揺れている山吹の姿は
とても美しく爽やかです。
今回は自生する山吹が
春風に揺れる姿をイメージして
ちいさなバスケットにアレンジして
吊して飾ってみることにしました。

自生する山吹が咲いているところを見つけました。
山吹は低木の落葉樹。
茎が細くて、下に垂れて茎が伸びます。

滝のように咲いています。

山吹は枝物ですが
茎が細くて柔らかく
扱いやすいのがうれしいところ。
水あげも良く、花は次から次へと咲きます。

小さなバスケットに生けます。
中にプラスティックのカップを入れて水を入れます。
お水を入れてもそれほど重くならないように、小さなバスケットを選びました。
麻紐でバスケットを吊るします。

ガラス製の小さなジョウロも
お水を少なめにして、
バスケットの隣に吊るします。
光を透かして見ると
ギザギザの葉のかたちと
シンプルな５弁の花びらのかたち
柔らかな若葉色と
鮮やかな山吹色のコンビネーションがとてもきれいです。