◆◆◆やさしく華やかな香りと
◆◆◆風に揺れる軽やかさ
◆◆◆リラの季節が訪れました

仏名では「リラ」と呼ばれます。
フランスで「リラの花咲く頃」とは
一番素敵な季節の頃を表しているのだとか。
日本も梅雨に入る前のこの時期が、
一年で最も爽やかで過ごしやすい季節ですね。「リラ冷え」というのは、リラの咲く頃、突然、気温が低下し冷えること。
桜の頃の「花冷え」と同じく
陽気の定まらない季節を表現した
ちょっと素敵な言葉です。
リラは冷涼地を好みます。
温暖な静岡出身の私としては、
リラは憧れの花のひとつ。
温暖な静岡出身の私としては、
リラは憧れの花のひとつ。
数年前、ブダペストで暮らしていた時、バス通り沿いの民家の塀一面に咲いたリラの花に感激しました。
これほどたくさん咲くリラを見たのはこのときが初めてでした。
リラの時期になると
市場や、バスのターミナルに
リラの花束を売る人が出現しました。
ちょっと郊外に行けば
もっとたくさんのリラが咲いているので、それを切って束にして販売している様子でした。
市場でたくさん手に入れたリラを、
ちょっと贅沢に飾るのが
この時期の何よりの楽しみでした。
幸せが訪れるリラの花

たまに5枚の花もあって
これを見つけると幸せが訪れるという
言い伝えがあるとか。札幌では毎年ライラックまつりが開催されています。
*今年は、5/27~さっぽろライラックまつり
たくさんの幸せが多くの方に届きますように。