こんにちは。
インテリアエディターの藤岡信代です。
インテリア雑誌での、たくさんの取材を通して覚えた
誰にでもできる、センスアップの方法を
少しずつお伝えしていきたいと思います。
インテリアコーディネートは、
「揃える」か「違いの大きなものを合わせる」か、
この二つの方法が基本なのですが、
初心者でも上手にキメやすいと思うのは、
「揃える」コーディネート
ファーストステップとして、
色を揃えることをおすすめします。
というのも、リフォームで壁に色を取り入れてみたら、
カラーコーディネートができるようになった!
と、私自身が実感しているところだから(笑)。
壁の一面にスモーキーなブルーをペイントしたところ、
インテリアの色選びが、ぐんと楽になりました。
ポイントは、色みと呼ばれる、トーン(色調)を揃えること
写真のチェアはグレーですが、
壁のスモーキーブルーとトーンが揃っているので、
色が違っていても、「合っている」と感じるんですね。
濃いグレーのバッグもOK!
トーン(色調)を感じとるには、
その色に、黒がどれくらい混じっているか、
逆に、白がどれくらい混じっているか、
見ることから始めると簡単です
スモーキートーンは、くすんだ色みなので
黒も白も少しずつ混じっている、
だから、グレーも同じトーン、という具合です。
インテリアのキーカラーを決めておくと、ショップで家具や雑貨を見たとき
「うちの色かどうか?」を見極めやすくなります。
この夏に買い足したガーデンチェアも、
かごバッグの差し色も、見事に壁の色みと同じでした!
壁のように大きな面積に色を使うと、
毎日、目にすることで印象が頭に残り、
その色の特徴を覚えやすいようですよ。
取材・撮影 
インテリアエディター 藤岡信代