クラシカルなインテリアにぴったりの、
古い図鑑のプリントをアレンジしたフレーム。
写真は、芦屋のインテリアショップ
ブランドジュリエ
」で扱っている
フレンチ額装のフレームです。
 この冬、パリに同行取材させていただいたのですが、その際にオーダーしたものが入荷してきました。
図柄に合わせて、
マットに使う布、まわりを囲むライン(金線か銀線)、
フレームの色とデザイン・・・
すべて個別にコーディネートし、オーダー。


たとえば、愛らしい蝶の図柄なら、
フレンチっぽい淡い水色を基調にゴールドで華やかに。
鳥の図柄は、ブラック&シルバーでぐんとシックに。

合わせる色やデザインで、中の図柄の印象もガラっと変わる。

フレンチ額装は、このフレームひとつの中に
「コーディネートの妙」が詰まっている、と感じます。

ちなみに、欧米のインテリアコーディネートでは、
ひとつの空間に、シルバー色とゴールド色を混ぜるのは
絶対にしてはいけない鉄則のひとつ。

額絵のフレームの色はもちろん、
ドアノブや蝶番の金具の色まで統一します。

わが家はシルバー? それともゴールド?
決めておくと、インテリアのアイテム選びがスムースになりますよ。

取材・撮影
インテリアエディター 藤岡信代